2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年5月のまとめ

相変わらず、というか、想定どおり、というべきなのか、今月も大きな波に流されるまま、あっという間に月末まで来てしまった。5月月間の29,000件弱というトータルアクセスの数字(ユニークユーザー23000人強)は、今年に入ってからは比較的多い方なのだが、…

司法試験法改正は何をもたらすのか?

法改正に向けて動いている、という話は以前から聞いていたものの、いざ改正法案が成立し、こうやって記事がミスリードな形で掲載されているのを見ると、複雑な思いを抱かざるを得ない。 「司法試験を受けることができる回数を増やす改正司法試験法は28日の参…

「立体商標」をどう生かすのか。

ホンダが26日、「乗り物」としては日本で初めて「スーパーカブ」の形状が立体商標登録された、という話題をプレスリリースで大々的に公表した*1。日経紙でも、このニュースをかなりのスペースを割いて紹介し、 「ホンダはデザインの独自性が認められたとして…

伝説になるには早すぎた・・・のか?

第75回オークスでも、圧倒的一番人気、だったハープスターが、負けた。これまでの勝利、特に前走、桜花賞での勝利があまりに豪快過ぎたゆえに、5戦4勝の戦績以上に注目が集まっていた感があったことは否定しない。 血統的、気性的に「距離の壁」を指摘する声…

東京芝マイルコースの不思議な力。

毎年、何となく荒れる印象が強い古馬牝馬のG1、ヴィクトリアマイルだが、今年もやっぱり・・・という展開になった。比較的速いペースで進みながらも、思ったほど前に行った馬が止まらない、という展開。 その結果、昨年2着で、今年も東京新聞杯の勝ち鞍を引…

これが最後の大仕事?〜アップル対サムスン大合議判決の報道に接して

ここのところ、ほとんどこのブログを更新していなかったのにもかかわらず、突如として昨日大量のアクセスが殺到し、「一体何事か?」と思ったら、“知財高裁所長のお名前”での大量検索の仕業であった(笑)。確かに、昨日から、以下のような記事がずっとネッ…

裁判例の“揺り戻し”を象徴するような営業秘密不正利用事件に関する一判決

最近、「職務発明」と並んで、知財法制見直しの優先課題として取り上げられることが多いのが、「営業秘密」の保護をめぐる問題である。 新日鉄・ポスコ事件等を契機に、産業界の一部から声高に法改正を求める声が上がり始め、それに呼応するように、政治の側…

順当さの中の一抹の不安。

まだまだ先の話だと思っていたブラジルW杯が、あっという間に目前に迫り、ついにお約束の日本代表選手23人の発表、という時を迎えることになった。一夜明けると、どこの新聞紙上にも“サプライズ大久保!”という見出しが飛び交っており、 「『日本代表になれ…

伝説は、そう簡単には生まれない。

レースの「看板」となるにふさわしい前哨戦の勝ち馬(阪神大賞典・ゴールドシップ、日経賞・ウインバリアシオン、大阪杯・キズナ)が3頭もずらっと顔を揃えて、古馬戦線においては久しぶりに本格的な“ライバル対決”が期待された今年の春の天皇賞。様々な意…

“正しい比較”を踏まえて、さてどうするか、という問題。

昨年のこの時期、「予備試験」の受験者と新司法試験の受験者の数を比較して、「法科大学院離れ」どうこう、というトーンの記事が多数書かれていたことに辟易して書いたエントリーがhttp://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20130518/1369157610だったのだが、これを…

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