新年早々やってくれた。
関西テレビ「視聴者の皆様へ」(http://www.ktv.co.jp/070120.html)
放送日以降、納豆があちこちでバカ売れした(笑)という噂は自分も聞いていて*1、呆れ顔で見守っていたさなかだったので、やれやれ、といった感じのニュースである。
血眼になって納豆を買った人(&毎日食いまくった人)に対しては“お気の毒さま(爆)”、とでもいってあげれば事足りるのだが、需要をあてこんで増産した食品メーカーに対してそれで済むとは思えない*2。
元々胡散臭い番組ではあった。
どうでもよい体のシグナルをさぞかし一大事のようにあげつらってみたり、些細な食物の効用を万能薬であるかのように喧伝してみたり、と、お昼の「みのもんたの番組」と並ぶ、“健康教”の広告塔。
そんなにダイエットしたければ、暴飲暴食を避けて、電車1〜2駅分くらい歩く習慣を身につければよいではないか、と思うのであるが、現代人はどうも宗教の魅力には勝てないらしい(笑)。
食べたい時に食べて、飲みたい時に飲んで、天命をまっとうするのが真の意味での健康な人生というもので、健康を過度に気にして“偏食”するのは、不健康以外の何ものでもない。
この際だから、過去の放送分も洗いざらい調査して、“健康教”の偶像を徹底的に破壊して欲しいものだと思っている。