もう一人の甲子園優勝投手

斉藤投手ばかり注目される六大学野球だが、実は同じ1年生にもう一人の甲子園優勝投手がいる。


2年春に済美高校でセンバツ優勝を果たした福井優也投手。夏こそ、駒大苫小牧V1の引き立て役に回ってしまったものの、それでも堂々の準優勝。


3年時に甲子園であまり活躍できなかった上に、ドラフトで巨人の4位指名を蹴り、その後1年浪人生活を送っていた、ということもあって、人々の記憶からはだいぶ薄れていたようだが、前日の斉藤投手に続き、この日の東大戦に1年生で先発。


今年の早稲田はサービス精神にあふれている(笑)。


結局、ブランクと緊張感がたたったのか、“あの東大打線”に3回途中で5安打を浴びノックアウトされる、という残念な結果に終わったようなのだが*1、元々玄人好みのクレバーな投球で定評のあった福井投手のこと。次回以降登板の機会があれば、“年上の同級生”として、是非とも意地を見せてほしいものだと思う。


なお、1番岩間選手の3安打をはじめ、この日は7安打2得点と意地を見せた東大打線だが、12点とられてしまっては・・・orz*2


もう一カードの慶大−立大戦で、立大が派手な負け方をしているところを見ると、やはり今年も天王山は最終カード(伝統の最下位決定東立戦)ということになるのだろうか。


なお、2日連続リリーフに回っている重信投手は、7イニング投げて6奪三振と頑張っているが自責点6。(なぜか)前日自責点0だった楠井投手(自分の暴投が原因で失点したが故のことと思われる)が、この日も1イニング投げて自責点0、という結果になっているだけに、なんとも気の毒である・・・。

*1:3回まで2-2のタイスコア、とは、なかなか良い試合だったようだ・・・(苦笑)。

*2:船橋、後藤といったハンカチ王子の同級生のお披露目をする余裕まで与えてしまったようだ・・・。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html