異変。

この夏、北海道に出かけて札幌記念を見つつ、帰りに「白い恋人」をお土産に持って帰ろうと思っていた人(笑)にとっては、最悪の事態になってしまった。

「18、19日両日に予定されていた中央競馬の新潟、小倉、札幌開催は、馬インフルエンザの拡大にともない中止された。日本中央競馬会JRA)は17日、次週の開催(25、26日)について、特別レースの第1回(予備)登録を受け付けることを決めている。だが、発症していないだけでウィルスを保有している馬が多数いることも判明し、事態が長期化する可能性も出てきた。」(日本経済新聞2007年8月18日付・第33面)

検査キット不足で全頭検査を未だ行えていない状況であるにもかかわらず、フランス遠征を控えたメイショウサムソンをはじめとする多数の馬からウィルス検出。


ニワトリと違って、経済的価値が我々の年収を優に上回る者も決して少なくないサラブレッドの世界だけに、感染拡大防止のためには、人間の楽しみを犠牲にしてでも、馬にお休みいただくほかない。


・・・とそこまでは分かるにしても、やはり夏の地方三場開催には、中央開催にはない年に一度の魅力があり、ファンを掘り起こす原動力にもなっていただけに、何とも残念な話だ。


特に、夏しか開催されない札幌競馬場は、開設100周年記念の一大イベント実施中に、最大の重賞が中止になる、ということだけに、影響は深刻だろう。


当のウマたちは、思わぬ夏休みプレゼントにほくそえんでいるのかもしれないが、秋風が吹く頃には、皆ターフに戻ってきてくれることを願うのみである。