土曜日から始まったバレーボール女子の世界最終予選。
重要な大会は必ず日本で開催してくれる国際バレーボール連盟に、我々日本人は足を向けては寝られないわけで、ハンドボールの“中東の笛”問題をあまりうるさく言っていると、
「ニッポンのバレーはどうなんだ!」
とカザフスタンあたりから苦情が来ても不思議ではない。
まぁ、アイドル系選手&ジャニタレ&フジテレビ(or TBS)という鉄のトライアングルを前に、圧倒的な地の利を生かして、“感動の五輪切符ゲット!”という「予定調和的お約束」に落ち着く瞬間も目の前に迫っているわけだが、筆者に一つだけ言えることがあるとすれば、
「佐野優子選手をもっと賞賛してくれ!」
ということくらいだろうか(苦笑)。
にもかかわらず、ポジションのせいもあって、扱いが地味なのが気の毒でならない。
ちょうど4年前は、前年のW杯で鮮やかな活躍を見せていたにもかかわらず、移籍騒動の余波もあってか最終予選で代表落ち。
その雪辱を晴らすのは今、である。
*1:実際、欧州チャンピオンズリーグやフランスプレミアリーグでもベストリベロに選出される、という輝かしい実績を残している。