いまどきの就職人気企業。

リクルートが12日まとめた2008年春卒業予定の大学生の就職人気ランキングで、みずほフィナンシャルグループが初の1位になった。昨年6位だった三菱東京UFJ銀行が3位に入るなど、大量採用を続ける金融機関の積極姿勢が人気を集めた」(2007年4月13日付け朝刊・第9面)

実に1994年春の三菱銀行以来の“金融機関トップ返り咲き”らしいが、最近の度を過ぎた大量採用を見るまでもなく、計画性も何もなく人をかき集めて、具合が悪くなったらポイ捨てするようなアコギな業界に人気が集まるなんて、最近の学生はどこに目付けてんだか、と小一時間・・・(笑)。

1.みずほフィナンシャルグループ
2.全日本空輸
3.三菱東京UFJ銀行
4.トヨタ自動車
5.日立製作所
6.電通
7.東海旅客鉄道
8.JTB
9.博報堂
10.松下電器産業

他にも、無駄に組合対策に追われるエア&レール、秘密主義と軍隊式統制では群を抜いている三河車屋、肥大組織を抱えて役所以上に融通が利かない時代に取り残された大メーカー、宴会芸のレパートリーだけは豊富になる広告代理店、と、筆者から見ると何の魅力も感じないような企業が上位に来ているあたり、学生の皆さんには、もう少し適格な情報の取捨選択に努めていただきたいものだ、と切に願う・・・。


まぁ、これを不人気企業の一社員の僻みと見るか、貴重な忠告ととるかは、賢明な読者の皆様のご判断にお任せしたい。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html