明けてしまった年を恨んでも仕方ないから。

今回もまた、新しい年を迎えた、ということで、社交儀礼的には多少は前向きなことを書くのが良いのだろうが、昨年末のエントリーから続けて読んでいただければ分かる通り、今はとてもじゃないが、そんな気分ではない。

一年前に、ささやかな目標(?)として囁いた「身辺整理」も、結局、昨年中には決着を付けられず、中途半端なまま終わってしまっているから、「今年は○○の年です。」と断言できるだけの見通しすら今は立たない状況にある。

とはいえ、節目の年を超えたことで、吹っ切れたものがあるのも確かで、特に、「先々のことを気にして、今やりたいことを我慢してもしょうがない」という思いは、この数年のバタバタを経て、強く感じたところでもある。
元々、自分の商品価値とか何とか、といったせせこましいことは考えずに、やりたいことを追いかけてきた結果が「今」なのであって、経済的にも、その他の条件を考え併せても、20代や30代前半の頃に比べるとずっと自由に動ける環境が整っているのだから、今さら何も躊躇する必要はあるまい・・・。


そうはいっても、すんなりと一歩を踏み出すのは簡単じゃない、ということは、企業社会の中で生きている本ブログの読者の方の多くには、たぶんご理解いただけるはずだし、“情”に引っ張られて数十年間生きてきた自分の場合、なおさら、というところもあるのだけど(ま、これも一種の“持ち味”ということで。)、春には確実に降ろせる荷物もあるので、少し身軽になったところで、徹底的に“我儘人生”モードに切り替えよう、と、胸に(ひっそりと)誓っておくことにしたい。

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