再び自由に歩き回れる日々は戻ってくるのだろうか。

連日公表される新型コロナウイルスの感染判明者の数字が、流行開始以降では最低レベルの水準に落ち着くようになってしばらく経つ。

まだ、そろりそろり・・・という感じではあるが、街中も「皆マスクをしている」ということ以外は、徐々に”平時”に戻りつつあるように思える今日この頃、ということで、分かりやすい数字をちょっと振り返ってみることにする。

自分は3年前の夏くらいから日々の歩数をモニタリングしているのだが、元々会社で慌ただしく駆けずり回っていた頃の歩数は、概ね320,000~350,000歩/月くらい。

その後、環境が変わって少し落ち着いたが、それでも仕事でもプライベートでもあちこちに出かけることは多かったから、数字としては280,000~290,000歩/月くらいの水準で、まさに新型コロナの脅威がこの国を襲い始めていた2020年3月の数字が281,806歩。

それが、翌月から激変した。

<2020年>
4月 174,888歩
5月 162,676歩
6月 193,404歩
7月 226,073歩
8月 204,275歩
9月 203,096歩
10月 215,022歩
11月 233,848歩
12月 237,354歩


<2021年>
1月 219,135歩
2月 199,217歩
3月 243,523歩
4月 207,534歩
5月 208,224歩
6月 199,980歩
7月 206,715歩
8月 212,483歩
9月 211,437歩

これでグラフを作ると、おそらく「都内の新規感染判明者の数のグラフの傾向とぴったり一致するんじゃないか」というくらい分かりやすい数字になっている。

日常的な動き以外に体に余計な負荷をかけるのは百害あって一利なし、というのが自分のポリシーだから*1、よほどのことがない限り、前記の数字には仕事ないしプライベートで「普通に歩く」ということ以外の要素は入ってこないのだが、だからこそ、それが”素の数字”として分かりやすい傾向を示すことになったのかもしれない。

ちなみに10月は、後半になって日常がそれなりにアクティブになってきたために、数字としては、緊急事態宣言が小休止していた3月以来の「215,615歩」というレベルまで回復。

そして始まった11月・・・。

今日、所用で15,000歩を優に超えるくらい動いたこともあって、出だしの3日間で30,000歩を超えている

このエントリーを書こうと思い立ったきっかけも、今月の”異変”に気付いたからだったりもするのだが、果たして今月、このまま「コロナ前」のレベルにまで回復するのか、それとも、おそるおそるの”漸増”にとどまるのか。

ここから先は、自分の歩数が描くグラフが、サービス系業種の景気回復動向と一致するんじゃないか、などという不埒なこともちょっと頭をよぎったりもしているのだけど、果たしてどうなることやら。

願わくば、”おそるおそる”ではなく、マスクも外して自由に街中を駆けずり回れる日々が戻ってきてくれるならそれに越したことはないのだけど油断は禁物。

気が付けば「あ、戻ってる」というくらいでちょうど良いのではないか、と思うところである。

*1:ジム通いなどは論外で、ちょっとしたジョギング等も、”気晴らし”としての効用は否定しないが、体に良いか?といえば決してそんなことはないと思っている。

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