野口快走、渋井失速

五輪金メダリストの野口みずき選手が、東京国際女子マラソンを大会新記録で快勝。


高橋尚子選手が手に入れることができなかった「2大会連続金メダルへの挑戦権」を見事な走りで手に入れた。


もっとも、残念だったのは途中まで先頭で張り合っていた渋井陽子選手の失速。


今年の大阪でもそうだったのだが*1、渋井選手の場合、失速してからの落ち方が極端なのが気になるところ。


ラソン初レースの頃から、勢い良く引っ張って逃切り、というレースを続けてきただけに、ピーク時の勢いがなくなってからも気持ちの切り換えができていないのかなぁ・・・と、他人事ながら心配になる。


弘山晴美選手や後年のリディア・シモン選手のように、沈んでから浮き上がるレース運びができるようになれば、もっともっと現役で走っていられるのだろうけど。


自分のスタイルを変えるのは難しい。


そして、それはマラソンに限った話ではない、と、身に染みて思う今日この頃である。

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