2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年6月のまとめ

ここ数か月、限界への挑戦が続いている。 世の中的には「働き方改革法案」なるものが成立し、“やれ改革だ、効率化だ”と叫ぶ輩も未だあちこちで闊歩しているようなのだが、そんな動きを嘲笑うかのような日々を繰り返した結果、今月は月間300時間まであと一歩…

流れゆく時と一瞬の歓喜と。

始まってすぐの頃は、一試合一試合をダイジェストでじっくり振り返れるくらいの余裕があるのに、2カード目に入ったあたりから急に試合消化のペースが速くなったような気がして、あっという間にグループリーグ最後のカードを迎えてしまう、というのが、ワール…

本命なき混戦の末に。

ファン投票では堂々の1位、当日のオッズでも1番人気に押し上げられたものの、長らく輝きを失ったままのサトノダイヤモンドでは、到底G1の舞台の主役にはなれない。それ以外の投票上位馬が軒並み出走を回避、数少ない出走馬も近走では実績を残していないサト…

決断しないことがもたらす危機。

今年に入って、大規模な海賊版サイトの摘発があったことを契機に、悪質なサイトへの「サイトブロッキング」をめぐる議論が一気に盛り上がっている。遂に、政府も知的財産戦略本部にタスクフォースを立ち上げ、法制化に向けた議論を開始するようなのだが・・…

”サランスクの奇跡”と22年前のデジャブーと。

ロシアW杯、サランスクのモルドヴィア・アレーナで行われたグループHの初戦、日本対コロンビア戦で起きた歴史的なジャイアント・キリング。4月の監督交代を支持して声援を送っていた人々はもちろん、自分も含め、"新生西野ジャパン”にシニカルな目を向けてい…

再びやってきた蹴球熱とともに。

数日前のエントリーでも書いたように、始まるまでは何となく引き気味で見ていたロシアW杯だが、始まってみたらまぁ面白いのなんの。この4年間の間だけでも世界中でフットボールは進化している、それは頭の中では分かっていたことだけど、実際、各グループの…

これぞ終わりの始まり、だが、その中で見せたレジェンドの意地。

以前、このブログで2年続けてAKBの総選挙に触れたことがあるのだが、気が付くともう5年前。 既にその頃から、“マンネリ化”を指摘されていたイベントではあったのだが、それでもキャラの強い面々が際立つ個性を発揮していたり*1、その翌年にダークホース・指…

いつの間にか始まった大会、が、記憶に残る大会になるように。

4年に一度のフットボールの祭典がロシアで開幕した。自分は元々「三度の飯よりフットボールが好き」というタイプの人間だから、四半世紀以上前からW杯となれば、開幕が待ち遠しくて仕方なかったし、ここ最近の大会では、どんなに仕事が張っていようが*1、試…

自ら堀った墓穴〜Airbnb大量キャンセル問題をめぐって

民泊新法の施行が目前に迫る中、今月に入ってから民泊をめぐるニュースが俄然躍り出すようになった。 「一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊の仲介世界最大手、米エアビーアンドビーが許認可などがない日本国内の施設の掲載をやめたことが4日、分かった。エ…

「非正規格差」訴訟がもたらす日本の雇用の未来

ここ数年、人事労務業界に大きな話題を振りまいてきた「非正規格差」訴訟で、先週、遂に最高裁が労働契約法20条に関する解釈、判断を示した。 「正社員と非正規社員の待遇格差を巡る2件の訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は1日、定…

重なり合った「平成」の最初と最後。

今年、5月以降に行われたG1レースでは「平成最後」という枕詞が使われることが多かった。 競馬の世界で「元号」が大きな意味を持つことはそんなにないから、個人的にはほとんど聞き流す類のキャッチコピーだったのだが、そんな中行われた安田記念で、奇しく…

「世界のコレエダ」が発した警句。

先日のカンヌ映画祭で、遂に最高賞を受賞した是枝裕和監督。テレビの世界からキラリと光る作品を送り出し、そこから銀幕へと活動の軸足を延ばしていった(それゆえ、物語の“見せ場”を心得ていて、見る者を飽きさせない)、という点では、かつて自分が熱狂し…

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