映画
先月19日に公開され、封切り3週にして興行収入が60億円に迫る勢いとなっている新海誠監督の最新作、「天気の子」。 封切後の口コミとリピーター続出で250億円まで到達した「君の名は。」と比べるのはちょっと気の毒だが、この3連休の間も大規模シネコンで2ス…
ここ最近、日本だけではなく世界中で落ち着かないさざ波が立っていて、少し落ち着いたと思ったら、またどこかで新しい波がより大きな脅威として生まれてくる・・・そんなことを繰り返しているように感じられる時だけに、今年は一段と「8月6日」の報が胸に染…
最近、日々の時間に余裕を作れるようになったこともあって、移動の機中以外の環境で映画を見る、という贅沢を久しぶりに楽しんでいる。 そして、そんな中、前評判に釣られて観にいった「COLD WAR あの歌、2つの心」がまた凄い映画だった。style.nikkei.com…
ここしばらく続いていた「逃亡犯条例」をめぐる香港の抗議活動だが、自分は、土曜日に林鄭月娥行政長官が会見で改正の「無期限延期」を表明した時点で、一つの区切りが付くだろう、と思っていた。それが、日曜日になってまさかの展開に・・・。 「香港の民主…
よく考えたら、もう2年くらい出張の飛行機の中でくらいしか映画というものを見ていなかったな、ということに気が付いて、久々に映画館に足を運んだ。www.finefilms.co.jp86歳を迎えた現在でも、米国連邦最高裁で現役の判事として活躍されているルース・ベイ…
先日のカンヌ映画祭で、遂に最高賞を受賞した是枝裕和監督。テレビの世界からキラリと光る作品を送り出し、そこから銀幕へと活動の軸足を延ばしていった(それゆえ、物語の“見せ場”を心得ていて、見る者を飽きさせない)、という点では、かつて自分が熱狂し…
製造業は軒並み業績下降、小売・サービス業もインバウンド効果がはげ落ちて想定外の不振、と、2016年は景気的には今一つの一年だったような気がするが、そんな中、映画業界だけは特異な盛り上がりを見せていた。 「2016年の国内の映画興行収入は15年比6%増…
最近、日本でも海の向こうでも、自分が一昔前に映画に熱狂していた時代の名優たちの訃報を、しばしば見かけるようになってきている(それだけ、自分も歳を取ったということなのだろう)のだが、今朝のニュースは、特にショックが大きかった。 「米映画『グッ…
最近、映画館にめっきり足を運ばなくなって久しかったのだが、オールドファンとしてはさすがに見逃すわけにはいかないだろう、ということで、「踊る大捜査線」のFINALを見に行ってきた。以前、どこかで触れたことがあるかもしれないが、自分は、このシリーズ…
前宣伝の頃からずっと見たいと思っていた三谷幸喜脚本・監督の「ステキな金縛り」を、ようやく見に行くことができた。「ステキな金縛り」オリジナル・サウンドトラックアーティスト: サウンドトラック出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2011/10/05メデ…
久しぶりに休日の予定が空いたので、今さらではあるが、意外に評判のいい「アンダルシア女神の報復」を観てきた。あくまで「映画」というよりは、2時間仕立てのドラマ、というのが前々から分かっている作品だけに、取り立ててどうこう言うのは大人げないと思…
まずお詫びしなければならないことが一つ。 先日のエントリーで、酒井法子主演の『審理』を揶揄するようなコメントを書いてしまったのだが、読者の方からいただいた情報により、この映画が原田昌樹監督(2008年2月28日逝去)*1の遺作であることを知った。 惜…
華々しい宣伝で夏休み中の上映館を独占している「崖の上のポニョ」。 各種批評サイトに漂う微妙な空気を感じて、この目で確かめてやろう・・・と思いたち、自分も映画館に足を運んでみたのだが・・・ 「この映画に星たくさん付けてた評論家出て来い!」 って…
遅まきながらようやく観にいった。 公開から1ヶ月くらいは経つというのに(しかも普通なら空いている時間帯に行ったのに)、立ち見が出るほど盛況ぶり。 アニメ映画を普段見てないせいもあるのだろうが(一昔前のジブリと10年前のこれくらい)、実写と見まが…
テレビドラマの映画版として、鳴り物入りで登場した作品がよかった試しはないし、その意味では「想定の範囲内」というべきなのだろうが、やっぱり感想としては、うーん・・・とため息を付かざるを得なかった「HERO」。 別にノンフィクション作品を見ているわ…
“馬場康夫監督&ホイチョイ・プロダクション”という、80年代末期から90年代初頭を席捲したコンビが、時を越えて世に送り出した話題作、『バブルへGO−タイムマシンはドラム式』。 映画「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式」presents:バブルへGO!!~キラキ…
それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!作者: 周防正行出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (50件) を見る 公開されてからだいぶ日が経っていたこともあって、ほとん…
年の暮れ、久しぶりに映画館ヘ足を運ぶ。 いろんな方の感想を聞いて、 是非とも観たいと思っていた『ALWAYS 三丁目の夕日』。 メジャー上映終了間際に、何とか見に行くことができた。 感想。 やはり、世間の評判は伊達ではない。 滅多なことでは高評価を出さ…
先日、「NANA」を映画館まで見に行った。 公開からだいぶ日が経っているはずなのだが、 相変わらず大した人気であった。 個人的には「ネタ作り」(笑)のための鑑賞で、 ほとんど中身には期待していなかったのだが、 どうして、思いっきり泣きのツボにはまっ…
池袋のレイトショーで鑑賞。 まあ、なんというか、微妙な評価にならざるを得ない映画だと思う。 田中麗奈、八嶋智人、柄本明あたりのキャスティングは予想以上に良かったし、 法的考証の不十分さについては、仕方ない面もあったのだが、 いかんせん、無意味…
池袋にレイトショーで見に行こうと思ったら、 1時間前で既に指定席がソールドアウトだった。 みんな、考えてることは同じですな。 自分も、テレビ版の「踊る〜」は、 青島刑事の暑苦しさに耐えながら、室井管理官*1見たさに、 毎週見ていた。 あの衣装で始球…