2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

地味だけど価値ある勝利のニュース。

凱旋門賞などに比べると、随分と取りあげられ方が小さく、あたかも、ひっそりと行われていたかのようにすら思えてしまった今年のドバイ国際競走だが(とはいえ、相変わらず世界最高賞金額のレースを抱えるビッグイベントであることに変わりはない)、現地か…

2014年3月のまとめ

案の定×2。 先月に引き続き、というより、先月以上にバタバタのまま激流に流されている状況ではパソコンを開くことすらままならず、結局、更新低調のまま、年度替わりを迎えてしまうことに。1年越しで半分も消化できない有給休暇が流れる瞬間を遠い目で見な…

これが始まりの時。

ソチ五輪から約1ヶ月の時を経て、この日本の地で7年ぶりに行われた世界フィギュア。世界で一番温かく、そしてノリも良い愛すべき日本の観客がさいたまスーパーアリーナを埋め尽くし、その場にいたら「これがフィギュアスケートの会場か?」というような感想…

最高裁判決が戒めたもの。

少なくとも企業社会では、“暴排”や“反社勢力排除”といったキーワードがすっかり定着しつつある今日この頃。 昨年、様々な意味で世の中に大きな衝撃を与えた「みずほ」の件では、みずほFGの株主が歴代役員に対して株主代表訴訟を提起する、というニュースも報…

職務発明をめぐる議論の混迷を象徴するような記事。

ここ最近の知財政策をめぐる議論の中には、「一体どこに向かおうとしているのか?」というのが良く分からないものが増えてきていて、ついこの前まで議論されていた「電子出版権」だとか「画像デザイン保護」といった話などは、まさにその典型だったわけだが…

(追って記載予定)

ついに来る決着の時?〜著作権法改正法案閣議決定

「電子出版権」に関する話題については、ついこの前、日経紙の記事からの示唆により、「なかなか落ち着きどころが見えない・・・」的なコメントをしたばかりだったのだが*1、この件に関してはとにかく仕事が早い文化庁の努力の甲斐もあってか、このタイミン…

終わらないストーリー、そして、始まっているストーリー。

いつしか時は流れ、2011年3月11日の、あの瞬間から3年が経った。この前の週末のテレビなどは、震災からしばらくは封印されていた感もあった“検証番組”がこれまで以上に目立ち、その中には、当時、生きるか死ぬかの瀬戸際で運命の悪戯に翻弄されていた人々の…

日本企業の「社外取締役」に対する受け止め方を象徴するようなコメント。

日経紙の月曜法務面に、「社外取締役『質』の時代」というタイトルで、企業統治のあり方をめぐる記事が掲載されている*1。これまでの日経の記事に比べると、「社外取締役を生かせない会社」の事例等も取り上げられている、という点で、若干冷静な視点に近づ…

知財分野における制度間競争の行方

ついこの前、ジュリストで知財特集が組まれた、と思っていたら、今度はNBLに場を移して、またしても「新たなデザイン保護体系を目指して」というタイトルの知財関係の特集が掲載されている。知財法体系における「デザイン保護」といえば、ここ最近ホットに盛…

依然として見えない「電子出版権」の落としどころ

もうずいぶんと長く、このブログでも取り上げている電子書籍問題。年末に小委員会の報告書が出た時点で、大丈夫かなぁ・・・という懸念はあったのだが*1、やはり通常国会が始まってしばらくたった今になっても、混迷している状況が依然として報じられている…

1ヶ月遅れのジュリスト特集レビュー

最近、日々のあまりの慌ただしさゆえ、いろいろと入手している法律雑誌の論文も、判例も、読めずに放っておくか、あるいは読んでもなかなかアウトプットにつなげられずにいるのだが、しばらく放置していたジュリスト2月号(1463号)の特集もその一つ。Jurist…

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