2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年9月のまとめ

予想通り、夏が明けてからの1カ月はあっという間だった。 暑さが残っていた時期もあれば、急にひんやりした空気を味わったりすることもあり、体調管理に万全の配慮をしていたつもりでも、やっぱり体は付いていかない。そして、覚悟はしていたが、今月に入っ…

「給費制廃止」の不当さをどう争うか。

自分が当事者世代になることは免れたものの、一歩間違えば、というところもあっただけに、何とも言えない気分になる司法修習の「貸与制」化問題。そして、“被害”を受けた元司法修習生たちが起こした訴訟の最初の判決が2つの地裁で出された。 「国が司法修習…

制度創設3年目の吉報?

2015年4月に鳴り物入りで始まった「新しい商標」制度だが、これまで度々、本ブログ上でもブーイングを浴びせてきたとおり*1、これまでの特許庁の審査運用は実に不愉快なものだった。今年の3月1日には、申し訳なさそうに、経済産業省が「色彩のみからなる商標…

またしても“AI煽り”

最近、そうでなくてもこの手の記事が多くて辟易しているところに掲載された、またか、という感じの記事。 「人工知能(AI)の利用が広がるにつれ、弁護士や弁理士など企業法務に関わる士(サムライ)業が「定型的な独占業務はAIに取って代わられかねない…

“アムラー”がいた時代

平日はいろいろなものに追われていて、ろくろくニュースを見る暇もなかったので、新聞の社会面のベタ記事を見て、「お!」と思ったくらいだったのだが、週末、テレビのワイドショー番組で繰り返し取り上げられていて、懐かしさとともに違和感すら感じたのが…

「理想」にまた一歩近づいた(?)12回目の“新”司法試験

去年も書いたが*1、「1500」という数字を見ると、ちょっとした郷愁に襲われる。 「法務省は12日、今年の司法試験に1543人が合格したと発表した。昨年より40人少ない。政府が2015年に下方修正した目標の年間1500人以上をわずかに上回ったが、法曹離れの傾向は…

故郷から掴んだ五輪の切符

平昌五輪代表の座を賭けたカーリング女子日本代表決定戦は、昨年の世界選手権で事実上五輪切符を掴んだロコ・ソラーレ北見が、3勝1敗で夢の切符を掴む、という実に美しい結末となった。 「カーリング女子の平昌五輪日本代表はLS北見に決まった。中部電力と…

苦難の末に破られた「10秒」の壁。

福井運動公園陸上競技場で行われた日本学生陸上競技対校選手権大会の男子100mで、桐生祥秀選手が、遂に、遂に10秒の壁を破った。 追い風1.8メートル、というコンディションの中、刻まれた「9秒98」という記録。これまで日本を代表するスプリンターたちが何…

2000本を超えてからのドラマが見たい。

阪神タイガースの鳥谷敬選手が、甲子園で史上50人目の2000本安打を達成した。 2004年のシーズンから、このチーム一筋で14年、生え抜きでは鬼平(藤田平氏)以来の偉業、しかも、地元甲子園で達成、ということだから、もう少し興奮しても良いところだったのだ…

試されるここからの9ヵ月。

歓喜のオーストラリア戦から、アウェーへの移動を挟んで僅か中4日。グループ内の順位を決する「最終戦」であるにもかかわらず、出場権を争っていた2位、3位チームの試合時間帯が大幅にずれている、といういかにもアジアらしいシチュエーションの下、日本代表…

歓喜の瞬間の後に訪れた、決して愉快ではない手のひら返し。

サッカーロシアW杯最終予選、グループでの「2」枠をめぐる最終攻防は、苦戦必至と言われたホームのオーストラリア戦で、浅野拓磨選手、井手口陽介選手というリオ五輪組が大抜擢に応える活躍を見せ、2−0、という堂々の完勝で、あっさりと終止符を打つこと…

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