2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年2月のまとめ

先月の終わりの時点で何となく覚悟はしていたのだけれど、案の定、2月は、ほとんど自分の思い通りの時間は取れず。 辛うじて自分らしい時間だったのは、時計の針が0時を回ってからの五輪中継を見る時間だけ、という何ともさびしい状況だった。おかげで、開設…

あっという間に時は過ぎ、五輪は終わる。

ついこの前、「間もなく始まるよ」ムードだったソチ五輪も、あっという間に日程を消化して、フィナーレを迎えることになってしまった。自分の場合、今回の大会の「-5時間」という時差が、日頃の生活リズムにはちょうどいい感じでマッチしていて、今の状況を…

最終グループのドラマ〜五輪女子フィギュア史上最高の戦いを見終えて

ショートプログラムの翌日の新聞では、まるで“キャリアの終わり”が訪れたかのような非礼なコメントを浅田真央選手に浴びせていた各メディアだったが、一夜明けた昨日の夕刊から今日の朝刊になると、うってかわって、フリーの演技を称える記事と“佐藤コーチと…

最高に幸福な4分間を共有できたことへの感謝をこめて。

もしかしたら、この日の彼女の“早すぎる出番”は、“奇跡の4分間”を演出するための舞台装置の一つに過ぎなかったのかもしれない。 そんなふうに思えてしまうくらい、彼女が滑った4分間は、見る者全ての心を揺さぶり、涙腺を緩ませるにふさわしい時間だった。 …

FC契約への現行法の対応は「限界」なのか?

最近、債権法改正の議論と平行して、いわゆる“非典型”契約に関する議論が湧いて出ることが多い。 17日付けの日経紙の法務面に掲載されていた記事も、その一つだと言えるだろう。 「FC契約、民法で対応限界」 という見出しで始まるこの記事*1は、 「小売店や…

神話になった少年と日本の誇り。

心の中でこういう展開になることは半分くらい予想していたとはいえ、どこかにどんでん返しがあるような気がして、滑走が終わる最後の最後まで、なかなか肩の力を抜いて見られなかったフィギュアスケート男子シングル。だが、全ては杞憂だった。 「ソチ冬季五…

表彰台に立てなかった彼女のこれから。

日本時間では2月11日から12日に日付が変わってからの数時間。 それまでスピードスケートの男女500m、ジャンプのノーマルヒル、フィギュアスケートの団体と、事前の煽りの割にはなかなか結果が伴わず、ネット上でも“ため息”を聞かされたことが多かった今回の…

一夜明けて解けた謎と、上村選手が残したもの。

一昨日、テレビ中継を見終わった余韻そのままに書いたエントリー*1の中で、上村選手がメダルに届かなかった「ターン点」の採点に対する疑問を呈してしまったのであるが、その後、様々なところに、“疑惑”を解き明かす記事が掲載されるに至った。例えば、日本…

人騒がせな「別人作曲騒動」

佐村河内守なる人物が作曲した楽曲をめぐり、先週あたりから様々な登場人物が出てきていろいろと騒がしい。「ゴーストライター」として会見された方は、おそらく長年後ろめたさを感じておられて、今回の騒動を機に、心からの謝罪をするために、世の中に登場…

彼女の16年間は“悲劇”ではない。

「ソチ五輪 女子モーグル決勝 上村愛子選手 4位」 公式のresult*1に刻まれた結果だけを見たら、過去4回(特にここ2大会ほど)繰り返されてきた「悲劇」の2文字を再び連想しても不思議ではない。 実際、決勝が終了した直後から報じられているネットニュースの…

開幕前のフィーバーと一抹の不安

4年に一度の冬の祭典がまた始まろうとしている。4年前に、自分がどこで何をしていたのか、ということに思いを馳せると時の早さには驚くばかりだし、そこから始まった新しいストーリーと、4年前に完結できなかった終わらないストーリーが交錯している、という…

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