2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年4月のまとめ

今年に入ってから、案の定・・・というフレーズを月末ごとに、もう3たびも繰り返している。年度替わりが慌ただしいのはいつものこと。 世間でどんなに「ゴールデン」風が吹いていても、GW期間中淡々とカレンダーどおりに出勤するのもいつものこと*1。でも…

「0対7」からのスタート。

このブログでも何度か取り上げている池井戸潤氏の小説の中でも、「ルーズヴェルト・ゲーム」は、自分が最も好きなタイプの一冊である。ルーズヴェルト・ゲーム作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/02/22メディア: ハードカバー クリック: 9回…

ついに成立した改正著作権法〜電子出版に新しい時代は訪れるのか?

思えば、「出版社への新たな権利付与」の話題が最初に出てきたのは、ちょうど2年くらい前のことだった。 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20120515/1337409515現実味が乏しい、と思われていた話は、いつしか具体的な立法へと突き進み始め、それに対する著作…

たかが研修、されど研修

企業内の法務部門の仕事の中で、比較的大きなボリュームを占めることが多い仕事であるにもかかわらず、「研修」に関するノウハウが専門誌等で正面から取り上げられる機会は多くない。だが、そんな中、BLJの最新号が「いま必要なのは伝わる法務研修」と銘打っ…

“混戦”を制した一頭が教えてくれた今年の真の主役。

「2強対決」ムードが強かった先週の桜花賞とは異なり、レース直前まで「混戦」という形容詞付きで語られていた今年の皐月賞。トライアルレースは有力馬が概ね順当な戦績を収め、どのレースもそれなりにレベルが高い、と言えるもの。 その一方で、トライアル…

堂々と輝いた一番星〜ハープスター伝説の始まり。

昨年から強い、強い、と言われて久しかったハープスターが、桜花賞で順当にまず1つ目のタイトルを獲得した。単騎で逃げたフクノドリームが3歳牝馬にしてはかなり早いラップを刻んだことで、前に行った馬の脚が直線残り2ハロンで軒並み止まる、という展開…

蘇った興奮〜「著作権研究」第39号を読んで。

最近、じっくりと何かを読む、という時間を確保することに四苦八苦していて、特に実務から距離のある“学問的な”香りのするものに接するのは、どうしても後回しになりがち*1。なので、著作権法学会の学会誌である「著作権研究」、という極めて貴重な文献にも…

ひっそりと通過した著作権改正法案

出版権の電子書籍等への拡充を主要な内容とする著作権法改正案が今国会に提出された、というのは、既に当ブログでもご紹介したとおりなのだが*1、審議状況が新聞報道等で大きく取り上げられることもないまま、4月4日に衆議院文部科学委員会で全会一致で可決…

何が守られるべきなのか〜函館市提訴の報に接して。

今年に入ってから、こういう動きがあることは大きく報じられてきていたのだが、やはりいざニュースとなると、いろんな意味で衝撃的だった。 「青森県大間町に建設中の大間原子力発電所を巡り、北海道函館市は3日、安全性に問題があるとして、国や電源開発(J…

桜咲く季節に迎える“終わりへの始まり”

暖かいのか、寒いのか良く分からない気紛れな天候に振り回されつつも、気が付けばいつの間にか年度が替わり、消費税が上がり、桜の開花も真っ盛り・・・の4月に突入してしまった。社会人になって、もう数えるのも嫌になるくらい、新しい年度を重ねてきたわけ…

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