2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年7月のまとめ

またしても、あっ・・・という間に、1ヶ月が過ぎていってしまった。正直、7月も半ばを過ぎれば、いろいろなものが落ち着いて、本当の意味での自分の仕事に取り掛かれると思っていたのだが、未だ手を付けられないまま8月に持ち越しになってしまったものが、実…

夏の北海道ブーム

まだ震災と原発事故のショックが癒えきらない頃、このブログでは、北海道大学情報法政策学研究センターの「サマーセミナー」(http://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/events/seminar/summer11.html)をご紹介していた*1。当時は東電管内特有の話だったと思わ…

悲しすぎる最期。

朝、かつて日本球界を湧かせた速球王、伊良部秀輝投手の訃報を目にした。 年齢を考えれば早すぎる死、しかも見出しには「自殺」の二文字が躍っていたから、衝撃的なニュースだったのは間違いない。だが、ここ数年の、彼の置かれていた環境を考えると、何とな…

何で今さら・・・と言いたくなる瞬間。

正午をもって、めでたく予定通り地上デジタル放送に移行し、アナログ58年の歴史に幕を閉じた24日、日曜日(東北3県を除く)。だが、総務省テレビ受信者支援センター「デジサポ」には、放送終了後から午後6時まで、大量の問い合わせが相次いだ、ということが…

期せずして・・・

今年の初め、経団連が旗をふってた頃は、ほとんどの会社に見向きもされなかった「就職活動見直し」案だが*1、3月の大震災の余波もあり、今年は多くの会社で「6月以降採用活動開始」が実現することになってしまった。 「来春入社の新卒採用で、主要企業54社…

メジャーになるまでの長い道のり

劇的な優勝から一日、また一日。現地でも、日本に凱旋帰国してからも、しばらくテレビ出演が続いていた“なでしこ”こと、サッカー女子日本代表チーム。結果的に、当初の予定よりも長期間の遠征になった、ということもあってか、帰国後あまり休む暇もなく、今…

奇跡は起きるべくして起きた。

たぶん、多くのメディア関係者が、朝一のトップニュースに、 「なでしこ善戦、よくやった銀メダル!」 的な見出しを付けることをイメージしながら、放送の始まりを待っていたことだろう。 そして、試合が始まってから、最初の10分間くらいの展開を見て、「泣…

スパイスが利いてない最高裁判決

京都、大阪あたりの下級審判決を契機に、違法無効か、はたまた適法な慣習か、ということで議論が盛り上がっていた建物賃貸借契約の「更新料」に関し、遂に最高裁判決が出された。しかし、先日、当ブログで“画期的”と評価した「敷引特約」に関する最高裁判決*…

やればできる?

7月1日以降の電力使用制限令発動下で、半ば神経質なくらいにどこの事業者も電力使用量に気を遣っているせいか、連日の猛暑にもかかわらず、東京電力管内の電力使用量は比較的余裕をもった数字で推移している。とはいえ、そんな中でも公共施設のエスカレータ…

うたたねしながら見たもの

どうせ、リアルタイムで最初から最後まで見るのは無理だと思っていたから、ようやく始まった地上波の生放送を録画しつつ、ちょっと早起きして最後のところだけ見るつもりだったのだが・・・。うたたねしながら、パッと目が覚めたとき、付けっ放しにしていた…

古典的発想からの脱却

ちょっと前まで、最高裁の判決と言えば、「消費者保護にとって画期的な」というフレーズが良く似合うものが多かった。傍から見ていると、必要以上に肩入れし過ぎているんじゃないか、とも思いたくなるような動きもあり、過払い金に関する一連の判例や、学納…

奇跡のゴール。

日本が出ていないコパ・アメリカを散々地上波で中継してるのに、「ワールドカップ」の放送枠をBSにしか設けていない某国営放送のイケてなさは、この際置いておこう*1。W杯過去2大会連続優勝、欧州選手権過去5大会連続優勝。世界ランク1位こそ米国に譲って…

大山鳴動した結果・・・。

今年の3月初め頃にメディアの話題を独占していた感があった、「入試問題ネット投稿」事件。 直後に東日本大震災が発生したこともあって、いつの間にか忘れられた感もあったのだが、4ヶ月経った今、司法の場で一つの決着がついた、というニュースが社会面の片…

「知恵を出さないヤツは助けない」は問題発言か?

週末の間に、東北で派手にパフォーマンスをして物議をかもしたと思ったら、あっという間に辞任表明に追い込まれてしまった松本龍復興担当相。当選7回、結構なベテランの割に、これまで全国的にスポットライトの当たる世界で活躍した、という話はあまり聞かな…

世界が近づいた瞬間。

サッカー、U-17のW杯。 フル代表の試合に比べて注目度は低いのはもちろん、ちょうど女子代表(こちらも好調!)の世界選手権と被ったこともあって、ひっそりと行われていた感はあったのだけれど、予選リーグから決勝トーナメント初戦までの勝ち方も、倒した…

債権法改正に向けて我々は何をすべきか。

いつも有意義な情報を、これぞ、といったタイミングで届けてくれる「BUSINESS LAW JOURNAL」だが、先月出された8月号の特集もまた、自分にとってはツボだった。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2011年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: レク…

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