2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年8月のまとめ

夏休みの間にじっくり・・・と思っていたことにも、あまり手が付けられないまま8月を終えることになってしまった。 毎月同じようなことばかり言っていても仕方ないのは分かっているのだけれど、今の環境の中で変えられることにはどうしても限界があるわけで…

心のリハビリ

この数日間、久々に自分のやりたいことに時間を使えた、という意味では、随分と心のリハビリができたような気がする。長いブランクがある割には、最先端の動きからはそんなに置いていかれてない、ということも、何となく感じることができたし*1。休みと言い…

イメージ戦略の功罪。

何が何だかよく分からないまま、噂ばかりが飛び交う“島田紳助問題”。わが世の春を謳歌していた一流芸人兼プロデューサーが、「反社会的勢力」と目される暴力団関係者と密接な関係にあった、という事実が世の中に与えたインパクトは大きかったようで、例の会…

壮大な学級会

自分から「辞める」と言うことは絶対にないと思っていた菅直人首相が、とうとう吹っ切れてしまったことで、民主党の代表選が、とうとう現実に訪れることになった。報道では、連日のように「有力候補」と目される人々の動向を伝えているのだが、それ以上に良…

定番のコメント

今年もまた、「夏の二回試験」(1年4ヶ月修習組メインの二回試験)の結果発表の季節がめぐってきた。 「最高裁は23日、司法修習を終える185人の司法修習生を対象にした卒業試験(考試)で、24人が不合格になったと発表した。受験者数に占める不合格者の割合…

ライフ・イズ・ワーク

月曜日の日経紙に「領空侵犯」というインタビューコラムがある。このコラム、テーマによって当たり外れが大きくって、脱力させられることもしばしばなのだが、今日のは良かった。 題して「ワーカホリックも悪くない」*1。語るのは明石康・元国連事務次長。「…

“法務の戦い方”を学ぶ本

涼しげな避暑地で猫と戯れながら読書・・・なんて生活とは程遠かった今年の夏だが、そんな中でも辛うじて読めた本が、↓の2冊。下町ロケット作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/11/24メディア: ハードカバー購入: 20人 クリック: 404回この商…

タイトルに偽りが・・・

久しぶりに休日の予定が空いたので、今さらではあるが、意外に評判のいい「アンダルシア女神の報復」を観てきた。あくまで「映画」というよりは、2時間仕立てのドラマ、というのが前々から分かっている作品だけに、取り立ててどうこう言うのは大人げないと思…

夏の憂鬱

世の中では、節電の関係もあって、やれ一斉休暇だとか、退社時刻早めるだとか、在宅勤務を拡充するだとか、といった、今年の夏の様々な“変化”が報じられている。だが、我が身を振り返ると、ほとんど変わらない・・・というか、例年以上に降り積もる仕事の山…

『愛の劇場』オープニングテーマ曲のお値段。

著作物を制作した者とそれを利用する者との間でトラブルが生じる、というのは、良くあることだし、間に第三者が入っているような場合は、余計にそのリスクが増すことになる*1。それでも、著作物がマイナーなものであれば、そんなにおおごとにならずにカタが…

「中間指針」の意味

4月からコンスタントに議論を続けてきた、原子力損害賠償紛争審査会が、ついに「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(いわゆる「中間指針」)を発表した*1。様々な意見はあろうが、これだけの大…

ヒーローは死して名を遺す。

練習中に倒れて意識不明の状態に陥っていた松田直樹選手が、急性心筋梗塞により34歳の短い人生を終えた。彼がJ1でプレーしていた16年間、自分はもっぱら“憎き敵方の守備の要(しかも激しいプレーで味方のチャンスだけでなく、選手まで潰してくれる・・・)”…

「事業統合」報道に思うこと。

8月4日付けの日本経済新聞朝刊の1面に、 「日立製作所と三菱重工業が経営統合に向けた協議を始めることに基本合意した」 というオドロオドロしい見出しが躍った。中身を読むと、まだそんなに話は煮詰まっていないような印象を受けるが、それでも、今後、「両…

国民栄誉Show!

優勝直後の異常な盛り上がりぶりからして、もしかしたら・・・と思ったが、やっぱり、というべきか、案の定、というべきか、サッカーの女子日本代表チームに「国民栄誉賞」が贈られる、という話に相成った。確かに、女子とはいえ、サッカーは世界のスポーツ。…

彫り師のプライド

おそらく、我が国の裁判の歴史の中で、“入れ墨(刺青)”がここまで脚光を浴びたことはなかったんじゃないか*1、と思うような判決が、東京地裁の知財部によって出された。彫り師である原告の「作品」の著作物性が最大の争点となったこの事件。多くの読者には…

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