2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年6月のまとめ

予想通り、仕事にバタバタ追われまくった6月。 最後の方は、“どうにでもなれ”気分になったこともあって、例年に比べると負荷を意図的に減らしていたような気もするが、結局は問題を先送りしただけで、いつまでたっても片付かないことに変わりはない・・・。…

法務担当者必読の特集。

毎月買ったり買わなかったり・・・という「Business Law Journal」誌だが、今月号(8月号)の新聞掲載の広告を見て、いてもたってもいられずに購入*1。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2012年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネク…

これが本物の強さ。

今年の春競馬の総決算・・・ということで、迎えた宝塚記念。 毎週末続いた雨のせいで、春の古馬戦線が荒れ気味だったこともあり、レース前にも、(いつものことながら)ルーラーシップやトゥザグローリー、ウインバリアシオンといった、大きなタイトルにあと…

何とも微妙な公取委の「注意」

以前、優越的地位の濫用規制が適用されるのかどうか、ということで注目して取り上げた「東電電気料金値上げ」事件*1。その際に、あまり前例がないからどうなるか分からないねぇ・・・という類のコメントをしたのであるが、公取委が早々と判断を示したことで…

著作権法平成24年改正、成立。

数日前に衆議院を通過して、何だかなぁ・・・とつぶやいたばかりだった*1著作権法改正案が、あっという間に参議院でも委員会、本会議と可決され、成立してしまった。どのニュースサイトを見ても、見出しは「違法ダウンロードに罰則」一色である。 日経新聞の…

歪められつつある「平成24年著作権法改正」

3月に提出されて以降、国会の混乱もあってしばらく店晒しになっていた著作権法改正案だが、自民党が審議復帰したタイミングに合わせて、衆院委員会で2度目の趣旨説明が行われ、さらにそこから1週間であっという間に本会議まで通ってしまう・・・という展開で…

“大逆転審決”の核心にあるものとは?

2月に「排除措置命令がひっくり返る」という仰天ニュースが飛び込んできて以来*1、出るか出るか・・・と待ち構えていたJASRAC事件の審決が、ようやく6月12日付で出されたことが、公取委から発表された*2。審決全文は、こちらのリンク(http://www.jftc.go.jp…

この進出は“黒船”か、それとも・・・

日経紙の目立たないところに、 「法律事務所大手の西村あさひ法律事務所(東京・港)は、8月に大阪と名古屋に拠点を新設する。円高で地方の製造業が生産拠点の海外移転や同業の買収に乗り出す事例が増えているため。」(日本経済新聞2012年6月12日付け朝刊・…

撤退ドミノを食い止める手立てはどこに・・・?

既にこのブログでも紹介してきた姫路独協大法科大学院*1や、その後の大宮法科大学院に続き、明治学院大学の法科大学院も募集を停止する、というニュースが先週飛び込んできた。最初から「バブルが去れば厳しいだろう」と思われていた姫独や、桐蔭横浜との統…

サービス業の「掟」

大胆な「サービス・コンセプト」を華々しく打ち出して、“航空業界の革命児(笑)”の座を不動のものにするかと思わせてくれたスカイマークが、消費者庁の回収要請を受けて、あっさりと文書回収を余儀なくされたのは数日前の話。そんな中、日経紙に同社の西久…

ソラマチの未来。

先日、開業したばかりの東京スカイツリーを見に行く機会に恵まれた。「スカイツリーを見に行った」といっても、そうでなくても混むことが分かっているこの時期に、プラチナチケットの争奪戦をしてまで高いところに登る趣味は自分にはないので、とりあえず押…

「何でも反対」の不可解さ

某証券会社に対する「野菜HD」絡みのあまりにセンセーショナルな株主提案を皮切りに、蓋をあけてみれば、かなり多くの会社で株主提案が乱れ飛び、波乱の様相を見せている今年の株主総会。さらに、従来(「3・11」以前)から反原発系株主の提案が出されること…

2012・6・6、篠田麻里子が「伝説」になった日。

不況と言われる音楽業界の中でも、なぜかAKB48のCDだけは売れ続けているらしい。 特に、総選挙の投票券が入った前作は、相当売れたと聞く。自分なんかは、もはや新しい音楽を消費することをやめてしまった世代の部類に入るし*1、ましてや特典目当てにアイド…

“指揮権発動”発言の不可解さ

東京地裁で小沢一郎元代表に対する「無罪」判決が出て以来、連日のように“戦犯”探しのような報道が展開されている今日この頃。 「虚偽内容を記載した捜査報告書」を作成した、というのが事実だとすれば、重たい話であるのは間違いないが、検察側としては起訴…

今こそ必要なのは、発想の転換。

月曜日恒例の日経紙「法務インサイド」に掲載された「弁護士就職 開拓の余地」というタイトルの特集が、いろいろと話題になっている。リード文にある 「本当に弁護士は就職難なのか」 というフレーズと、記事の中で展開される「組織内弁護士」礼賛が刺激的で…

さりげなく、日本新記録。

史上最大、というか、史上最悪、というか・・・。「傑出した馬の不在」を一週間囁かれ続けた安田記念は、1番人気馬(サダムパテック)の単勝オッズが6倍を超える、というG1としては異常な状況でスタートを迎えることになった。通常、こういう時は、レースの…

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