2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年1月のまとめ

増えてくるだろうな・・・という予感は漠然とあれど、蓋を開けてみれば想像を大きく超えるレベルまでいってしまった「オミクロン大爆発」。この新型コロナの流行が始まって以来、ずっと続いている話として、この急激な波の前では、発表までの間にタイムラグ…

何がその会社の運命を狂わせたのか。

1月27日、四半期報告書の提出を断念して上場廃止、という衝撃的なニュースとともに公表されたグレイステクノロジー(株)の特別調査委員会による「調査報告書」。www.nikkei.comTwitterでも少し呟いたが、本文だけでも120ページ近くあるこの調査報告書には、「…

いつまでこの数を数えるのだろうか?

2週間前の予感*1に違わず、瞬く間に広がっていった「オミクロン株」。ここ1年くらいの動きと同様に、これで仕事が止まることはないし、自分自身の生活サイクルもほぼ変わらないままここまで来てはいるのだが、メールやWeb会議の相手が「実は私・・・」という…

こんな日でも代表は勝ち、そして歴史は続いていく。

正直なことを言うと、今日の試合は負ける、と思っていた。連日のオミクロン感染者は7万人を遥かに超え、10万人の大台に向けて着々と数字を伸ばしていく。株高に浮かれた季節は終わり、この日はあわや26,000円割れも覚悟した日経平均841円安。飛翔体は毎朝、…

「フェアな競争」の落とし穴

自分も年末に結果だけ見て引っかかった大型洋上風力発電プロジェクトの事業者選定について、日経紙が2週にわたって記事を書いている。www.nikkei.comwww.nikkei.com特にサプライズだっだのは、最も規模が大きかった秋田県由利本荘市沖の選定結果で、記事が示…

勝てないのは馬のせい?それとも・・・

先週のエントリーでも触れたが、今年の中央競馬は年初から”波乱”の空気に満ちている。金杯が荒れるのは当然、3歳重賞も馬の若さを考えれば・・・と、多少の理屈も立ったのだが、いよいよ古馬戦線も本格的に動き出して、「さぁAJCCで真打ち登場!」となる…

自由と正義・特集「変わる土地所有法制」より

「『自由と正義』なんて最後の方の数ページしか読まない!」という方は今でも多いのかもしれないが、自分は毎月これが届くのを結構楽しみにしていて、最初のコラム*1から特集記事まで、元々関心のあるテーマかどうかにかかわらず、最低限一通りは目を通すよ…

吹き荒れた嵐がやむ日が遂に来たのだろうか・・・。

今年の3歳重賞戦線に異状あり?と最初に感じたのは前週の三連休開催の時だっただろうか。ここ数年、年明け早々からクラシックにつながる3歳重賞を次々と勝ちまくっていたのは、ノーザンファーム生産馬たちだった。シンザン記念はあのアーモンドアイから4年連…

気になるのはオミクロンの次、に来るもの。

そういえば、COVID-19の話題単独での長いエントリーはしばらく立てていなかった*1。一番近い日付のものは、たぶん↓だったりするから、かれこれ3カ月以上も前のことになる。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com多少の揺り戻しはあれど、世の中の空気はいつのま…

長い騒動の末の答え合わせ。

遡れば3年前の年末に金融審議会市場ワーキング・グループ市場構造専門グループの報告書案が出てから、そして直近では昨夏の「一次判定」通知から、ずっとコーポレート界隈の人々をザワザワさせてきた「東証市場区分見直し」に公式の答えが出た。 「東京証券…

「納得」の先にある不安。

年初の恒例となった前年度のJRA賞競走馬部門の受賞馬が今年も決まった。www.jra.go.jp圧倒的なインパクトを残した年度代表馬に3歳の三冠馬2頭、と波乱らしい波乱はほとんどなかった2020年度*1ほどではないが、今年も大半の部門では予想通りの結果になった、…

優勝旗は3たび白河の関を越えた。

節目の第100回、ということに加え、準決勝の段階になって新型コロナウィルス感染で涙を呑むチームが現れる、という想定外の出来事などもあって、いつになく"見たい”気分で、思わずテレビに目をやってしまった決勝戦。勝ちあがってきたのが、かたやすっかり新…

続いていく「年報」と今年も期待を裏切らなかった「特集」。

知財業界一年の総決算、ということで毎年楽しみにしている「年報知的財産法」。今年は例年より発売のタイミングが少し遅かったようで、早々に予約していたにもかかわらず、手元に届いたのは今年に入ってから、ということになったが、そんなことはどうでもよ…

これはまさに時代を映す鏡。

ここ数年、CDはもちろんDVDすらほとんど手にすることはない生活を過ごしていたのだが、「昭和生まれホイホイ」みたいな告知につられて思わず予約購入してしまったCD&DVDがこちら。JR SKISKI 30th Anniversary COLLECTION スタンダードエディション(CD2枚組+D…

ここで何かが変わった、のだろうか?~タコ滑り台知財高裁判決

昨年末に裁判所のウェブサイトにアップされた判決のうち、著作権関係ではいくつか興味深いものがあった。特に「引用」が一つの争点となった2件*1は、素材としては非常に興味深いものなのだが、肝心の法的解釈に関しては特に真新しいものはない上に*2、事案と…

冬の五輪の年には都会にも雪がよく似合う・・・のだけれども。

休み気分も抜けて人がそろそろ本格的に動き始めるか・・・というところで、突然降り出した都会の雪。個人的な経験でいえば、今年は新年早々から本場の暴風雪の洗礼を受けていたりもするから、たかだか数センチ積もったくらいの雪を見たくらいでは、大したイ…

金杯は荒れるに限る。

今年は曜日の並びの関係で正月休みは「3が日」できれいさっぱり終了し、加えて日本全国仕事始めの4日は運悪く火曜日、ということで、実質一週目からフルスイングしないといけない、というなかなかハードな始まりになっている。乗り切れば世間は「3連休」、で…

久々の「1000人超」。されど世界は回っていく。

2021年が終盤に差し掛かった頃に突如現れた「オミクロン」を、「B級ホラー映画の最後の30分の展開」と評したのは11月も末の頃だったろうか*1。瞬く間に感染者を増大させた欧州や米国を横目に、日本は良く踏みとどまっているなぁ・・・と感心していたのはつい…

理想形にまた一歩近づいた箱根路。

今年も正月のイベントとして粛々と行われた第98回箱根駅伝。Number(ナンバー)1042号[雑誌]文藝春秋Amazon応援自粛要請がかかっていたにもかかわらず、沿道で声を挙げて応援する人たちが目立った、とか、青山学院大学があまりに強すぎて、途中から2位以下の争…

気高き理想を歪めないために。

昨年末くらいから薄々感じていて、今年数日経ったところで確信したことが一つある。 「今年の冬はどうしようもなく寒い!!」 予期せぬ豪雪に、暴風雪による陸海空の足の乱れ等々、大寒波の影響は至るところに出ていて、東京では雪こそ降らないものの、防寒…

こんな時だから年賀状。

時間はつながっているので、この日も所詮は「12月31日の次の日」に過ぎないのだけれど、世の中的には2022年1月1日、新しい年の始まりである。例年通り、日が変わるタイミング瞬間を宿泊先で迎え、元旦になったら、穏やかな日の光を浴びながらコーヒーでも優…

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