2005-01-01から1年間の記事一覧

『知的財産法の理論と現代的課題』

中山教授の還暦記念論文集を入手した。知的財産法の理論と現代的課題―中山信弘先生還暦記念論文集作者: 相澤英孝,小泉直樹,大渕哲也,田村善之出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る こ…

新会社法条文集の使い分け

昨日のエントリーで新会社法関連書籍に触れたが、 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051205/1133715535 ここでもう一つ、条文集についても取り上げてみることにする。 先日自分が入手したのは、 「新・会社法旧新対照条文」。新・会社法―旧新対照条文作者:…

四大事務所の“対決”

新・会社法関連の実務書が世にあふれている、という話は、 以前のエントリーでも述べた。 池袋のジュンク堂の法律書コーナーには、 新会社法コーナーがあって、 相澤哲氏の『一問一答』、葉玉検事の『100問』から、 神田教授、弥永教授、宮島教授の概説書、…

「企業法務と法曹の2007年問題」

NBL12月1日号の巻頭で、 久保利先生のコメントを見て、ぶったまげた(笑)*1。 わずか1ページの短い原稿であるが、 小見出しを見れば、大体の中身は伝わるだろう。 時代の変化を理解しよう 企業法務を大切にしない会社の命は短い 法務費用を惜しむなかれ 弁…

ジュリスト2005年12月1日号

今号の特集は、「犯罪被害者のための施策の総合的検討」。 最近の動きに関しては、新聞で見かける程度の知識しかないのだが、 以前、平成12年から13年にかけて犯罪被害者保護の機運が盛り上がっていた時に、 顧問弁護士に頼まれて、支援団体の立ち上げに関わ…

氷上の死闘

スポーツネタをもう一つ。 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦・NHK杯の女子フリー。 残念ながら村主章枝の会心の演技(フリー1位)を見逃してしまい、 それがつくづく悔やまれるのだが、 中野友加里のキレの良い演技は、見事なものだった*1。 ト…

サクラ散り、そして終戦。

Jリーグ最終節。 テレビでセレッソ大阪vsFC東京戦を見る。 自分が“期待”していたのは、 劇的な終幕、それも“悲劇的な”終幕。 それはたぶん、テレビの前の多くの視聴者も同じだっただろう。 そんな視聴者の悪趣味な“期待”を裏切ることなく、 後半ロスタイム、…

Annual Report

様々なところでの告知を見て、気になっていたのだが、 なかなか書店で入手できずにいた別冊NBL106号、『I.P.Annual Report 2005』*1。 ようやく、手に入れることができた。知財年報 (2005) (別冊NBL (No.106))作者: 渋谷達紀,竹中俊子,高林龍出版社/メーカー…

11月のまとめ

先月の途中から、カウンターを設置したのだが、 ログを見ていると、いろいろと面白いことに気づく。 なので、他のブログに倣って、ちょっとしたランキングを公表。 11月(後半10日間ほど)でアクセス3000、ユニークユーザー1600強。 検索語ランキング (単語…

六本木今昔

アカデミーヒルズに行った。 年に数度、大きなシンポジウムがある時に 足を向けるだけの場所に過ぎないが、相変わらず外の眺めは良い。 昨日のシンポジウムは、 「日経知的財産フォーラム」という一昨年から始まったイベントだったのだが、 去年が比較的内容…

My favorite Penguin

「Suica」のキャラクターに起用されたおかげで、 首都圏の駅をすっかり埋め尽くしてしまった感があるペンギン。 昨日、そのペンギンの本が店頭に並んだ。ペンギンのおかいもの作者: さかざきちはる出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/11/01メディア: 単行…

中国商標事情

先日のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051116/1132159031)を フォローするかのようなコラム記事が、28日の日経の法務面に載っている*1。 同コラムは、 中国に進出しようとした会社が、 現地で中国の事業者に先に自社商品の商標を登録される…

「eサイト」商標事件

最近雑談が多かったので、知財ネタを一つ。 知財管理の最新号に、 青木博通弁理士*1の「eサイト事件」*2の判例評釈が掲載されている*3。 被告(NTTドコモ)がウェブサイトに掲載した「ドコモeサイト」「eサイト」、 そしてサブドメイン名の一部としての「esi…

職務発明に関する書籍

「職務発明」に関しては、 青色LED事件の和解や、改正特許法施行(それに合わせた社内規程改定)により、 最近では、議論もひと段落した感があったのだが、 とある事件のために、仕事で再び取り組まなければならなくなりそうな気配である。 そこで、以前…

2匹目のドジョウはいなかった。

第25回ジャパンカップ。 先週の時点では「日本馬に出る幕はないかも」と思っていたのだが、 外国馬も強調するには今一歩、という状況で、 結局本線で残したのは、 ⑥ウィジャボード、⑧ゼンノロブロイ、⑩ヘヴンリーロマンス、 ⑭アルカセット、⑯ハーツクライ、…

法学教室2005年12月号

今日は、全国の国立大学で法科大学院の入試が行われたようである。 上位国立であれば、 「母校に残れるか、戻れるか」が大きな意味をもってくるところだと思われ*1、 特に在学生にとっては、 それまで机を並べてきた“仲間”と“袂を分かたなければならない” 可…

真のサービス精神

23日のエントリーで紹介した『新・会社法100問』。新・会社法 100問作者: 葉玉匡美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/11/18メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (18件) を見る 巷では誤植の多さを指摘する声も多かったようで*1、…

10years

ちょうど10年前、 大学で自分が入り浸っていた部屋では、 何故か渡辺美里が良くかかっていた*1。ribbonアーティスト: 渡辺美里出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 1991/07/01メディア: CD購入: 4人 クリック: 208回この商品を含むブログ (46…

筋書きのあるドラマ

23日のエントリーの思惑どおりに、(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051123/1132762333) ジェフユナイテッド千葉が、ガンバ大阪を撃破*1。 ガンバの先制点のシーンは、 スタジアムにいたら、思わず“くぅしぃの〜ボケェ〜”と 叫んだであろう、GKの初歩的…

“去られた側”の本音

痛いところをつかれたなぁ・・・というのが率直な感想。 (昨日のエントリーに対するDesperado氏のコメント参照) (http://d.hatena.ne.jp/Desperado/20051124/p1) 「痛手」を負ったのは、 会社であり、仕事人としての自分であり、そして一個人としての自…

新作試吸

以前、一度アンケートに答えたのが縁で、 JTから、シーズンごとに新作のタバコが送られてくるようになった。 この前送ってきたのは、“フルーティメンソール”がうりの、 「セブンスター・レボ・ライト・メンソール・ボックス」。 暫く寝かせておいたのだが、…

「法科大学院出でて研究会亡ぶ」論争(その後)

Desperado氏のブログに、 一連の「法科大学院出でて研究会亡ぶ」論争の関連サイトがまとめられている。 (http://d.hatena.ne.jp/Desperado/20051122) その後に書かれている同氏のコメントは、 非常的を射た指摘であると思うし、 “制度の変革期”の真っ只中…

実務に役立つ法律書とは・・・?

先日本屋で非常に対照的な二冊の本を入手した。 いずれも、公刊されたばかりの書籍であり、 かつ、今の自分には“畑違い”の書籍なのだが、 読み始めてみると、我ながら良いチョイスだったと思える(笑)。 一冊目は、中里実、神田秀樹両教授が編著者となって…

棚からぼた餅

ジェフ市原が浦和レッズに勝ってしまった・・・*1。 イエローカード10枚と荒れまくったあげくに、 ロスタイムのラッキーゴール。 しかもガンバとアントラーズが負けて、 セレッソがドロー、という思いもよらぬ展開。 勝ち点差は4つあるが、次節のガンバ戦に…

折れない魂。

学生時代、スポーツの世界に若きスターが登場するたびに、 喝采を送っていた自分がいた。 “若きスター”が年上世代から、自分たちと同世代のアスリートになり、 いつのまにか選手のプロフィールに、 “年下”を感じさせる生年月日がちらほら見受けられるように…

ネット上の“記事”をめぐる問題について

某ポータルのニュースサイトに “パブリックジャーナリスト(PJ)”が投稿した記事について、 “ボツネタ”のコメント欄や落合弁護士のブログなどで、 かなり手厳しい評価が下されている。 破産事件をあまり扱ったことのない自分でも、 違和感を感じる記事なだけ…

逐条解説不正競争防止法[平成16・17年改正版]

最近散財グセが付いているようで、目当ての本がなかったにもかかわらず、またしても法律関係書籍を大量購入。 しかも運悪く、システム障害(?)でクレジットカードが使えなかったせいで、キャッシュも大量流出・・・。 自覚はしているのだが、少なくとも本…

これぞ“ジェフスタイル”

ガンバが負けて、アントラーズがドロー。 巻き返すには最高の展開なのに、 こういう時に勝てないのが、長年染み付いた“ジェフスタイル”。 最大にして最高のチャンスは、かくして消えた*1。 次に夢が見られるのは、いつだろう・・・orz *1:まだ首位と勝ち点差…

マイルチャンピオンシップ

毎年人気薄の実績馬が飛び込んで、 美味しい配当が取れるこのレース。 中心に据えたのは、人気のデュランダル、ラインクラフト。 ハットトリックとダイワメジャーは少し評価を落として、 ダンスインザムードとテレグノシスは切る。 そして、連下穴狙いにサイ…

とある研究会

都内某大学でやっている知財法関係の研究会に出てきた。 お目当ては、報告者の田村善之先生。 かなり前、別の研究会に出席されていた田村先生の“切れ味”に感嘆して、 師の著作や論文を読みふけった記憶があるが、 今日も、この手の研究会にしては異例の100人…

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html