2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年7月のまとめ

ロクに更新もできていなかったこともあって、今月の数字は変わらず低迷、といった状況。ページビュー22,000件超、ユニークユーザー16,000件超。 <検索語ランキング> 1.↑ 企業法務 355 2.↓ Hな話 292 3.→ 企業法務戦士 195 4.圏外西村あさひ 158 …

「補足」の重み

先日、知財高裁第3部(飯村敏明裁判長)の判決が面白い、というネタを取り上げたが(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070708/1183936893#tb)、このコートに脅威を感じているのは特許庁だけではないかもしれない、という話。 既にあちこちで話題になって…

遡及更新

営業秘密関係の裁判例2件に関するエントリーをアップしました。 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070727/1185719353#tb 7月ももうすぐ終わりだなぁ・・・(ため息)。

順当に

民主党が大勝した参院選。 予想外の出来事と言えば、丸川珠代候補が当選したことくらいか(笑)。 選挙の勝ち方が分かっている人間が全部仕切れば(それでいて相手がボンボン素人総裁が率いる与党であれば)票の流れは当然変わってくるし、それに相手の失策…

オシムは神様じゃない。

アジアカップに挑んだオシム・ジャパンは、準決勝、3位決定戦と続けて敗れ、次大会出場権すら確保できないまま大会を去ることになった。 結果だけ見れば、決勝トーナメントに入ってから120分以内では1勝もできずに敗退したことになる。 いかに新チーム間もな…

いやぁ、ホント良かったね。

今朝のワイドショーで芸能ニュースのトップを独占していたニュース。 今さら説明するまでもないのだが・・・ 今日は、皆様に報告があります! 突然ですが、私矢井田瞳は、本日7月28日に、入籍をしました。 相手は、音響の仕事をしている1つ年上の方です。 〜…

対決・東京vs大阪〜営業秘密編

同じ知財専門部を持つ地裁同士でも、東京地裁と大阪地裁とではいろいろと判断が異なるケースが多い、というのは、以前から本ブログで指摘していたことである*1が、「営業秘密」侵害をめぐる紛争においても、そういった争いが顕在化しつつある。 大阪地裁で5…

“寛容”のススメ

先日のヤフー動画サイトの一件と似たようなニュースであるが、我が国のコンテンツホルダーにも“寛容さ”の兆しが見られるようになってきたことを素直に称賛して・・・。 「角川グループホールディングスは米グーグルと動画共有サービスで提携した。まずグーグ…

権利紛争から利益紛争へ。

今日の日経新聞に掲載された不自然な(笑)記事*1。 「ヤフーは自社の動画共有サイトへの投稿映像で使われる音楽について、著作権使用料を日本音楽著作権協会(JASRAC)に支払うことで合意した。ヤフーが支払いを肩代わりすることで、利用者は個人の楽曲演奏…

無念だ・・・

このブログで取り上げるとロクなことはない、ということは、とうの昔に分かっていたことだけど・・・。 全国高校野球選手権大会・東東京大会4回戦 開成0−1修徳 どういう試合内容だったのか、スコアだけの速報を見ても分からないが、神宮球場で、エース有藤…

知財契約関係の書籍紹介

新刊書籍の紹介、というには少し時間が経ってしまっているのだが、週末に本屋で本を物色している時に見つけた2冊をご紹介。 知財ライセンス契約の法律相談 (新・青林法律相談)作者: 山上和則,藤川義人出版社/メーカー: 青林書院発売日: 2007/04メディア: 単…

武豊騎手JRA最多勝記録更新。

もはや時間の問題だった、武豊騎手のJRA最多勝記録更新。 自分が競馬を見始めた頃は、まだ、岡部幸雄騎手が関東で盤石の強さを誇っており、自身の最多勝記録を着々と更新していたから、こんな日が来るとは(頭では分かっていても)なかなか想像できなかった…

遡及記事

長らく最近の裁判例関係にコメントしていなかったので、まとめて遡及エントリーを立ててみた。 大阪高判平成19年6月14日(選撮見録事件・控訴審判決) http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070704/1185071380#tb 知財高判平成19年6月27日(マグライト事件) h…

1年越しの雪辱戦

アジアカップ、宿命のオーストラリア戦。 後半の中盤で一点取られた時は、ドイツの悪夢再びか・・・と思ったのだが、その直後に高原の個人技ですぐさま同点に追いついてからは、安心してみていられた。 今大会何度も見せてくれている、ゴール前でのクイック…

“人”と“組織”

「来春卒業予定の大学生の就職活動について日本経済新聞社とNTTレゾナントのgooリサーチが実施したネット調査によると、7月初旬までに5割強の人が入社企業を決めていることがわかった。卒業まで約9ヶ月残した時点で多くの学生が就職活動を終了、企業が人材を…

神宮で“勝った節”を歌う会

全国高校野球選手権東東京大会3回戦で、 我が母校が都小松川を5-3で撃破。 小松川といえば、かつては都立の強豪で、在学中に対戦した時は、初回に7点くらいとられて5回コールド負けした相手なのだが、この日はエース有藤投手が完投、堂々の試合運びでベスト3…

村上世彰被告に実刑判決

「ニッポン放送株のインサイダー取引事件で、東京地裁は19日、証券取引法違反罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰被告(47)に懲役2年、追徴金11億4900万円、罰金300万円(求刑懲役3年、追徴金11億4900万円、罰金300万円)の実刑を言い渡した。高麗邦…

戻ってこねぇなぁ・・・

最近の空模様と同じく、なかなかすっきりとはいかない。 調子が上がってくるにはもう少し時間がかかりそうな感じで。 毎度のこととはいえ、一つの大きなヤマを超えた後の反動というのはそれなりに大きいわけで。 まぁ、当面はリハビリに専念するしかなさそう…

最高裁法廷意見の分析(第17回)〜一票の格差論の新たな潮流

今回検討の俎上に載せるのは,最大判平成19年6月13日(H18(行ツ)第176号、H17衆議院選挙無効事件)*1である。 選挙のたびに起こされるこの種の訴訟だが、今回も結論としては上告棄却であり、結論を導く筋自体も、これまでの「公選法規定合憲論」から大きく…

ピアノ協奏曲

ラフマニノフを凱旋のBGMにして、駅までの道を歩く。 海の日の夕方をこんなに気持ちよく迎えられたのは 何年ぶりだろうか。 たとえ自分の思い込みに過ぎなくても、 力を出せたことは、たぶん明日の何かにつながるだろう。 これからピッチを上げて 片付けてい…

ベトナムの勇者たちを称えん。

アジアカップは予定調和的にグループBトップ通過。 UAEを高原の2本のスーパーゴールで撃墜した時点で、こういう結果は見えていた、というと言いすぎか。 不幸なことに、グループAでオーストラリアがタイに4-0で勝利し、絶望的な得失点差をひっくり返して2位…

最高裁法廷意見の分析(第16回)〜無意味(?)な上告

最高裁判決が出るような事件には、大概それなりの背景事情があって、それなりの上告理由もあるものなのだ。 だが、これから取り上げる事件に関して言えば、「え、そんなところで争うの?」と思わず言ってしまいたくなるのは否めない。 最三小判平成19年5月29…

スタートライン

I got it! Yeah Yeah! 昨日よりも上へ 走り出した景色 ほら名前も無い色 I say! Yeah Yeah! 目を凝らしたまま行け 追い風味方にして ここより 遠い場所へ 〜♪「STARTLiNE」詞・矢井田瞳 自分のやりたいことを見つけるまでに四半世紀かかった。 ココロの底か…

恐悦至極・・・。

ネタがないわけではないのだが、頭も首も回らない事情があって、しばらくサッカーのネタでお茶を濁しておこうと思っていた最中、行政書士の大塚先生から配信されたメルマガを見てたまげた。 http://blog.mag2.com/m/log/0000194248/ ご紹介していただくだけ…

もったいねーよ。

U-20世界選手権。決勝トーナメント1回戦、対チェコ。 結果はあらためて言うまでもない。 今大会、勢いに乗った時は、手が付けられないくらい美しいサッカーを披露してくれていたU-20日本代表だっただけに、正直、ここで散ってしまうのは惜しすぎる、というの…

マグライトの衝撃

「ひよ子」事件で瞬間風速的に注目を浴びることになった「立体商標」であるが、最近話題の知財高裁第3部が、立体商標に関して、「ひよ子」のそれとは比較にならないくらい、衝撃的な判決を出した。 知財高判平成19年6月27日(H18(行ケ)第10555号)*1 本判…

時代錯誤風味な東京高裁決定

「米投資ファンドのスティール・パートナーズがブルドッグソースの買収防衛策の差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、東京高裁は9日、申し立てを却下した東京地裁決定を支持、スティールの抗告を棄却した。藤村啓裁判長は、スティールを「濫用(らんよ…

賞与自主返納・寄付拒否

「厚生労働省の年金記録漏れ問題への「けじめ」として、政府が歴代の事務次官と社会保険庁長官に求めていた賞与一回分の自主的な返納や寄付をめぐり、対象となった27人のうち8人が応じない意向であることが分かった。政府筋が9日夜、明らかにした。」(日本…

これからが本番。

アジアカップ1次リーグの初戦、カタール相手に押し気味に試合を進めながら、終了間際FKを決められドロー。 試合後にはオシムがぶち切れ、通訳が泣き出した、などと面白おかしく報道されているが、個人的にはカタール戦は負けもあると思っていただけに、ドロ…

商標いろいろ(その6)〜恐怖の知財高裁第3部

ここのところ貯まっていた裁判例をいくつか眺めていたら、飯村敏明判事が裁判長を務める知財高裁第3部が強烈な判決を連発していることに気付いた。 マグライトの立体商標をめぐる判決などは、実務界に“怨嗟”と“絶望”の声があふれるような(やや大げさだが)…

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