趣味

「固定」し続けたことの意味。

最近では珍しくハラハラした展開が続いているサッカーのカタールW杯最終予選。1勝2敗、と負け越したサウジ戦では、聞こえてくる声はみな罵声、というような状況だったが*1、その4日後にホームでオーストラリアを撃破して一息。さらに先週からの11月アウェー2…

その糸が繋いだ絆。

全馬ゴールした後、ラジオの音声からも場内騒然、という空気が漂ってくるのを感じながら、「そういえば、昔は”荒れるレース”の典型だったなぁ」と懐かしく思い出した今年の第46回エリザベス女王杯。かくいう自分も、1番人気・レイパパレは高野厩舎の仕上げの…

最高に爽快で、最高に痛快だった2つ目の勝利。

月が変わった途端にあれこれといろいろ舞い込んで、ブログで”本業”のエントリーを書くのもままならない状況になってしまっているのだが、そんな中、この日曜の朝に飛び込んできた快挙の報は、最高の癒しになった。これまで専ら「観る」だけのレースだった本…

15年の時を超えて。

”ワンマンショー”という言葉がふさわしい、”らしさ”全開の就任会見だった。www.youtube.com最近は、いろんな会見がそのままの形でインターネットに載せられることは多いのだが、50分近くの時間、ずっと見続けていたいと思うようなスリリングな会見と問答がで…

気が付けば、もう四半世紀経っていた。

先日、パ・リーグでオリックスの優勝が25年ぶり、という話を聞いた時に、その数字と、自分の頭の中の時間的感覚が全く一致しなくて、思わず「えっ・・・」と絶句してしまった。冷静に考えれば、当時まだ”働き盛り”だった強肩のキャッチャーが監督を務めてい…

悔しさが若者を強くする。

秋競馬が過ぎていくスピードは速く、ついこの前トライアルが始まった、と思っていたのに、今週は早くも3歳牡馬最後の一冠、菊花賞。「三冠リーチでなければ回避する」という最近の傾向は今年も変わらず、皐月賞馬・エフフォーリアとダービー馬・シャフリヤー…

欲しいのはクーポンではなく・・・。

今週、鳴り物入りで日本上陸?ということで話題になっていた「Miles」というアプリ。www.getmiles.com基本的に新しいものは何でも使ってみないと気が済まない上に、行動履歴系アプリは自分の大好物だったりもするから、早速自分のスマホにも入れてみた。ロー…

「100%」ではなかったからこその勇気。

本来なら、一週間に備えて早々に休まなければいけない日曜日の夜、ひょんなことから目にした一本の動画にいろいろ考えさせられて、月曜の朝を寝不足で迎えることになってしまった。pacificleague.com二軍での引退登板に続き、この日は一軍の試合でも最後の登…

最後に勝ったのは「紅」だった。

3歳牝馬クラシック、最後の一冠はまたしても、「金子真人ホールディングス紅白馬合戦」だった。美しき白毛馬・ソダシが単勝1.9倍、という人気を集める一方で、桜花賞4着、オークス2着と来て、母の名に懸けても最後の一冠を、と意気込むアカイトリノムスメも…

鮮やかだった意地の一差し。

今でも競馬界の人々にとっては国内での最大の目標であり、それに勝つことが最大の栄誉とされるのが日本ダービー(東京優駿)。当然ながら、それに勝った馬の「箔」も他のGⅠタイトルホルダーとは桁違いで、同世代でたった一頭しかいない「ダービー馬」の称号…

W杯予選はこうでなくちゃ。

地上波での中継がなくなった今回のW杯アジア最終予選。第3節となったサウジアラビア戦も、日本時間で午前2時だったキックオフの時点ではまだ起きていたのだが、出だしの日本代表のスタッツが芳しくなかったこともあり早々に寝た。そして起きてみたら、案の定…

「最後の1本」にこの先への希望を見た。

開幕前からワクワクさせてくれる選手なのは、日本にいた時から何ら変わらない。 でも、今年の大谷翔平選手がこれまで以上に凄い、と感じたのはいつ頃からだっただろうか・・・?開幕当初からド派手なアーチで沸かせ、勝ち星こそなかなか伸びないものの、投手…

それでもなお、挑み続けることには価値がある。

とうとう今年、第100回という偉大な節目を迎えた凱旋門賞。既に観客も戻ったパリ・ロンシャン、馬場はいつものような重馬場なれど、日本からの遠征馬も2年ぶりに復活して*1、注目も再び集まった。もう何年も期待を裏切られ続けていることもあってか、始まる…

Please gear down!

1か月近く、メディアの格好のネタになり続けた自民党総裁選が終わり、第100代首相が間もなく誕生しようとしている。自分は、出揃った立候補者の顔ぶれを見た時に、総理の座にふさわしいのは最初から1人しかいないと思っていたし、世論がどれだけ「太郎」に熱…

雨に泣く者、笑う者。

「秋の空(模様)」と言えば、移ろいやすいものの喩えとして使われるくらいあてにならないものではあるのだが、こと、長年この9月の中~下旬に行われてきた菊花賞トライアル、神戸新聞杯に限って言えば、”雨の中のレース”になった記憶はほとんどない。実際、…

いつかターフで会える日まで。

この3連休は、最近すっかり恒例になった感がある「JRAアニバーサリー」の3日連続開催。ダービーも同じ年のジャパンカップも、夜行に乗って駆け付けたWINSのテレビモニターで見届けて喝采を挙げた記憶が昨日のことのように残っている者としては、特別レースに…

速すぎる時の流れの中で。

ついこの前、が開会式だったはずなのに、続々と競技が進行していくパラリンピック。自分自身は特に決まった休みがある身ではないにしても、本格的な夏の始まり、連日の華やかな報道等もあって、仕事のやり取りをしていても何となく”小休止”モードだった五輪…

重なり合う白と黒。

依然止むことのない新型コロナの波にも動じることなく続いている夏競馬。そろそろ3歳世代は、未勝利戦がラスト数週、という状況になってきて、レースで敗れてそのまま引退発表、という悲しいお知らせを目にすることも多くなってきた。残念ながら自分も、この…

試合には勝ったけど・・・。

東京五輪が終わって早一週間。メディアの方は、まだ刹那的なイベントの余韻を持て余している感じで、この一週間はある種の”回顧”的な記事も目立ったのだが、そんな中、目に留まったのが、以下の数字だった。 「野球の決勝戦はテレビ中継の平均世帯視聴率が関…

過ぎ去った五輪が教えてくれたこと

2021年8月8日、「開催するか否か」「観客を入れるか否か」、開幕する間際まで様々な喧騒の渦に巻き込まれ、始まってからもなお、多極化した世論の波にさいなまれ続けた東京五輪が閉幕の時を迎えた。今回に限った話ではないが、僅か17日(+α)の間に33競技33…

「あと一歩」の余韻とまだまだ続く夢。

今のU-24世代の日本代表の試合を初めて見たのは、今から3年前のアジア大会の時だっただろうか。他の参加国よりも一回り若いU-21の編成で挑みながらも、グループリーグを突破し、さらにトーナメントでも難敵の中東勢を撃破して決勝まで進んだチームはそれなり…

人馬の世界の奥深さ。

そういえば最近、横道にそれたことしかブログに書いていない気もするのだが、月が替わっても最初の日は週末。ということで、引き続きその流れで・・・。先週末にも書いた通り、この五輪ではライブで文字通り「生」の映像に触れることができる、ということで…

敗者の弁。

五輪が始まって、今何日目になるのだろうか。 開幕してから最初の数日は、目の前の仕事をほっぽり出してライブ動画を追いかける余裕もあったが、平日に突入してからはそんな時間もなかなかとれずに速報で結果だけ先に知るという、「いつもの五輪」に自分の中…

時代とともに変わるもの、変わらないもの。

開会式も終わり、この週末からは正式に競技開始、ということで一気に様々な情報が流れるようになってきた。いつもの五輪だと、見たい競技、見たい試合があってもどこも中継していなくて、ネットの速報を見ながらイライラしたり、ということも稀ではなかった…

開会式は”始まり”に過ぎない。

ああだこうだ言われながら何とかここまで来た・・・ということで迎えた東京五輪2021開会式。23区内で生活していても、近隣に競技会場があるわけでもなければ、車で移動することもない。以前なら、それでも仕事の関係で好むと好まざると”ムード”に巻き込まれ…

開会前夜。

いつもと同じように、大会は始まった。21日の昼、福島県営あづま球場で、13年ぶりに帰ってきたソフトボールで、13年の時を超えた大エース・上野投手が見事なピッチングを見せたのを皮切りに、夜には女子サッカーが最初の試合を迎えた。そして今日は、男子サ…

無観客でいいじゃないか。オリンピックなんだから。

自分には予知能力など微塵もない。株投資20年、馬に至ってはさらに足してうん十年やってきている人間にそんなものがあれば、今頃とっくに別の世界で優雅に生きているわけで、先々の予想なんて外れる確率の方がはるかに高い。だが、そんな自分でもぴたりと的…

突然の別れも一流の証。

誰もが予想していた結末、だがそれは突然訪れた。 「プロ野球西武は7日、「平成の怪物」と呼ばれ、日米通算170勝を挙げた松坂大輔投手(40)が今季限りで現役引退すると発表した。」(日本経済新聞2021年7月7日付夕刊・第11面、強調筆者、以下同じ。) プロ2…

夏のスピード。

未知のウィルスも恐ろしいが、荒ぶる大地はもっと恐ろしい。そんなありきたりな言葉しか出てこないくらい、壮絶な映像がネット上で駆け巡った週末だった。不幸にもこの日本では、「風水害」がここ最近、夏の定番といえるくらいポピュラーなものになってしま…

「現役最強」の証明。そして凱旋門に続く道。

「夏のグランプリ」というよりは、「現役最強古馬決定戦」と呼ぶ方が適切だった今年の第62回宝塚記念。そして、舞台は阪神競馬場なれど、ゴール板の先にはもうロンシャンしか見えない・・・そんな圧巻のレースだった。早々と故障したデアリングタクトに続き…

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