2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年5月のまとめ

5月の月間ページビューは、29,000件強。ユニークユーザーは22,000人強。 相変わらず足元をふらつかせつつ、不安定な更新状態で推移していたのだが、月末に来て「ダビング10」絡みのエントリーが続いたことや、「CAS裁定」関係のエントリーを人気スポーツサイ…

「コカ・コーラ」瓶の「立体商標」性

昨年のマグライトに続き、立体商標登録をめぐる知財高裁の判断が話題になっている。 「コカ・コーラの瓶の形状が立体商標として登録が認められるかどうか争われた訴訟の判決で、知的財産高裁は29日、「瓶の形状自体がブランド・シンボルとして認識されている…

CAS裁定の波紋

J1・川崎フロンターレの我那覇和樹選手に対するドーピング違反制裁をめぐり、スポーツ仲裁裁判所(CAS)でJリーグの処分を無効とする裁定が下った*1。 日経紙上では、「潔さ欠くJリーグ」として、CASに不満をぶつけるコメントを連発したJリーグ関係者の姿勢…

ロクラク事件・第2ラウンド決着

以前本ブログでもご紹介した放送局とハウジングサービス事業者との係争事案*1。 「ロクラク2」というサービスが問題となっていた事件だが、放送局側が勝訴した仮処分申立(東京地決平成19年3月30日)に続き、本訴第1審でもNHKと民放9社側の請求が認められる…

時代は動くのか?

とうとう沸点を越えた感じがする、私的録音録画補償金問題。 「文化庁は27日、29日に開く予定だった文化審議会著作権分科会の小委員会の開催を取りやめることを決めた。私的な録画・録音に対する著作権料(補償金)をハードディスク内蔵録画機器などのデジタ…

これからの「企業法務弁護士」像を考える上で

発売日にご紹介した↓の雑誌。 特集*1をじっくり読んでみると、なかなか奥深いテーマだなぁ・・・と考えさせられる。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2008年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシスジャパン発売日: 2008/05/21メ…

今月の新刊本

週末の学会も盛り上がっていたようであるが*1、そんなものとは無縁の筆者としては、情報は紙媒体から得るほかない。 というわけで、これ。 著作権法の新論点作者: 第二東京弁護士会知的財産権法研究会出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2008/05メディア: 単…

「赤本」問題再燃。

産経新聞の記事が結構な話題になっている。 「大学入試の過去問題集などで、国語の長文読解問題の一部が掲載されない異例の事態が起きている。評論などを執筆した作家から著作権の許諾が取れていないためだ。教育業界では「教育目的」という大義名分のもとで…

思い出すのは11年前のオークスか、それとも・・・。

土曜日に大雨が降って、日曜日の午後くらいから陽射しが・・・なんて天気を見ると、どうしても11年前の5月を思い出してしまうわけで*1。 オークスで人気の落ちた2歳女王が名誉挽回、2着に人気薄が飛び込んで荒れる、というのも、いつか見た光景だ*2。 あの時…

ため息

この週末、いろんなイベントが目白押しだったのであるが、結局どこにも行けずに終えてしまいそうで悲しい。 天候もイマイチだったし、ここ数年この時期になるとある程度覚悟はしないといけない話なのであきらめてはいるのだが・・・。 最近、平日仕事で外を…

QC活動にメス

社員の労災事件で、名古屋地裁がQC活動を業務認定した衝撃がよほど大きかったのか、トヨタ自動車がQCサークルに対して残業代を全額支払う方針を固めたそうである。 世の中のQC活動の実態を見れば賃金を支払うのは当然のことだし、上記のような潮流にも違和感…

時代はめぐる。

欧州CL決勝。案の定見逃した・・・orz 良くも悪くもクリスティアーノ・ロナウドに焦点が当たるドラマチックな展開だったようで。 前の優勝の頃は毎月サッカーマガジン買ってたくらいヨーロッパに嵌っていたから、例のバイエルンミュンヘンとの試合もいまだ記…

実るか援護射撃。

録音録画補償金&「ダビング10」問題をめぐり、日経新聞が5月20日付朝刊社説でメーカー側への援護射撃を行っている。 「問題は6月2日に予定されたダビング10の導入開始が権利者側の反対で危ぶまれていることだ。北京五輪を前に店頭での販促材料にも使われて…

さりげなく・・・

本日は、以前取り上げたことのある「Business Law Journal」の発売日。 “鳴り物入り”でスタートしたこの雑誌も順調に第4号まで来ているようで、今月号の特集は大胆にも「今の弁護士に満足ですか?」。 道理で匿名記事が多いわけだ(笑)*1。 まぁ気になった…

心温まらない商標騒動

「ほっかほっか亭」といえば、「ホカ弁」である。 リーズナブルな価格でボリュームたっぷりのあったか弁当。筆者自身も、かつては何度となく世話になった。 それだけではない。 学生時代、上級生の居るキャンパスに手伝いにいった新入りの最初の仕事は、竜○…

作花著作権法シリーズ新刊

加戸守行氏と並ぶ「文化庁(文科省)発二大ブランド」と申し上げても過言ではない、作花文雄氏(現・文科省学校健康教育課長)*1による著作権法の解説書がまもなく公刊されるようである*2。 著作権法―制度と政策作者: 作花文雄出版社/メーカー: 発明協会発売…

ウォッカまた勝てず。

何だか、ヒシアマゾンのスケールを小さくした感じになってきたウォッカ*1。 武豊騎手が乗っても2着まで(馬の問題)なのか、武豊騎手が乗ったから2着(鞍上の問題)なのか。 まだシーズンの前半だけに断定することは避けたいが、そもそもつい数年前までは、…

スピード社水着問題

スポーツネタが続いて恐縮だが、スポンサー契約も絡んで混迷を極めている五輪代表競泳チームの着用水着問題について。 土曜日の記録会では、森田智己選手と伊藤華英選手が試着し好記録が出たと話題になっていた。 この日の記録会では、中村礼子選手、奥村幸…

世界のリベロ

土曜日から始まったバレーボール女子の世界最終予選。 重要な大会は必ず日本で開催してくれる国際バレーボール連盟に、我々日本人は足を向けては寝られないわけで、ハンドボールの“中東の笛”問題をあまりうるさく言っていると、 「ニッポンのバレーはどうな…

「プルバックカー」と商品化権

ここ数年、コンビニで売っている飲料やお菓子系の商品には、いわゆる「食玩」をくっ付けるのがブームになっている。 そんな中、今コンビニの飲料棚で異彩を放っているのが、『ワンダゼロマックス』(アサヒ飲料株式会社)のキャンペーンで、缶コーヒーを買う…

旧から新へ

当然ながら年々扱いは小さくなっているものの、それでも未だに試験の実施が新聞紙上を賑わす、「新司法試験」。 今年で3回目。 「法科大学院の修了者を対象とした3回目の新司法試験が14日、東京や大阪など全国7都市の10会場で始まった。今年度は6261人が挑戦…

買収防衛策500社突破へ

・・・だそうである*1。 最近は、資生堂をはじめ、どちらかと言えば買収防衛策を「廃止」する会社の方が目立っていたから何となく意外な気もするのだが、ペンタックスや旧電源開発のニュースなどを見てしまうと、どうしても“甘い蜜”にすがりたいと思う経営者…

春の学会予告・2008年春

先月、どこよりも早く(!)著作権法学会のご紹介をしたりもしていたが、いよいよ5月になり、学会シーズンも本番になってきたようである。 今年は工業所有権法学会も東京開催になっているし、関東在住の知財マニア諸兄には、知財系学会のハシゴでもお勧めし…

男も女もタフじゃなきゃね

流した涙は この日のために。 どんなにプレッシャーすごくても やるしかないんです。 深呼吸して… 今年もファイトのゴングがなる。 以上、宇多田風味*1。 *1:ど、同一性保持権…

救世主現る?

奇しくも、自虐的なエントリー*1を本ブログに掲載したその日に、リバプールからの救世主来訪を知らせるプレスリリースが公表されていた。 「ジェフユナイテッド市原・千葉では、クゼ前監督の後任として、現リバプールFCヘッドコーチのアレックス ミラー氏を…

アマチュアスポーツの香り?

日経新聞の「春秋」欄が、こともあろうに東大野球部を取り上げて、 「アマチュアスポーツの香りが残る。連戦連敗でも淡々と戦う東大の存在が大きい。」 などと持ち上げている。 今年の東大野球部は、「何だかんだ言っても、重信、楠井の左右エースの存在感は…

「私的録音・録画補償金」問題、最終局面へ。

数日前に朝日新聞がバルーンを打ち上げていた「私的録音録画補償金」問題で、予想通り、文化庁が見直し案を正式に提示したようである。 「文化庁は8日開いた文化審議会著作権分科会の小委員会で、著作権料(補償金)を録音機器などの価格に上乗せする「私的…

とうとうクビかよ・・・

Jリーグ創設以来、毎年のようにサポーターの期待を裏切り続けてきたジェフユナイテッド市原・千葉。 だが、今年は開幕前の予想を裏切らない素晴しい快進撃を続けている。 第11節を終えて0勝9敗2引き分け。17位の札幌でさえ勝ち点5差、16位の清水には勝ち点10…

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