2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年7月のまとめ

そんなに真面目に更新していたわけでもないのに、アクセス件数だけはちょっと戻った感じがある7月。 トータルアクセス32600件強、ユニークユーザー22400人超。 猛暑が苦手な人にはつらいかもしれないが、早々と梅雨明けして毎日太陽が照りつける、そんな夏は…

冷静な反応の裏に垣間見えるもの

ヤフーとグーグルのインターネット検索・広告技術での提携を受け、米マイクロソフトが反発を強めている、というニュース。 確かに日本の検索市場の51%を占めるグーグルと、47%のヤフーが提携する、と聞いただけで、競争法的な問題がどこかにあるんじゃない…

一日天下、か・・・?

最近、世の中の動きにとんと疎くなっているのだが、どうやらタイガースが5月以来の首位に返り咲いたらしい。 レベルの高い隣のリーグと比べて、実質的にクライマックスシリーズ進出チームが既に確定しているリーグの順位争いにどれほどの意味があるのかは怪…

風にもゲリラ豪雨にも負けず・・・

夏がどんなにいい季節だといっても、今日みたいに夕方過ぎに突然の雨に襲われることはあるし、思わぬ雷やら、雹やら霰やらにかき回されることもある。 そして、夏の夜の空模様と同じくらい気紛れな障害物に、人生を振り回されないようにするためには、どんな…

三度目の仏の顔を拝めるか?

複雑微妙な民事事件で、審級ごとに判断が変わるというのは良くある話だが、どんな事件でも一度最高裁で結論に一定の方向性が示されれば、それで落ち着く、というのが通常であろう。 だが、そう簡単には落ち着かなかった事例がここにある。 パチンコ店の出店…

写真の無断使用(?)問題

ありがちな話とは言え、新聞記事になってしまうとちょっと恥ずかしい事例のご紹介。 「郵便局会社近畿支社(大阪市)は21日、京都市内の郵便局で販売していたオリジナルフレーム切手「龍馬が駆け抜けた町 京都・伏見」の写真が所有者の使用許可を得ていない…

Going my way

確率的には成功することがそんなに難しくないミッションに直面した時に、「手堅くヒットを狙っていけばいい」なんていう人がたまにいるけど、自分のような凡人は、“そんなに簡単に狙ってヒット打てるもんかねぇ”とどうしても思ってしまう。 イチローのような…

特許出願件数2ケタ減の衝撃

あちこちで減っている、という話は聞いていたが、ここまでとは・・・。 「2009年の日本国内での特許出願件数が約34万8600件と、前年比10.8%の大幅減となったことが特許庁の年次報告書でわかった。減少は4年連続だが、2ケタ減は1980年以降で初めて。とくに輸…

札幌の夏が恋しい。

先日、当ブログでご紹介した(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20100630/1277829317)北海道大学のサマーセミナーだが、聞いた話によると、東京から出かけていって参加する人が今年もかなりいるらしい。 確かに講義の内容やクオリティもさることながら、8月…

相変わらず情も求心力もない・・・

W杯中断前の試合ぶりを見ている限りでは、「J2に落ちた屈辱をばねに一致団結して1シーズンでJ1復帰」なんてシナリオも満更夢物語ではないような気がしていたのだが、再開初戦でいきなり大敗。 しかも、巻誠一郎選手の移籍をめぐる様々な報道が出てきて、嫌な…

梅雨明けの空。

全国的に梅雨も明けたようで、今日は一日、真夏の日差しが降り注ぐ良い日だった。 夏の暑さが嫌い、という人は多いけど、自分の場合、空が晴れ渡れば晴れ渡るほど、うだるような暑い日差しが降り注げば降り注ぐほど、調子が上がってくる、というのがいつもの…

義務付け訴訟の迫力

水俣病の患者認定をめぐり、大阪地裁が国の現行認定基準を否定する判決を出した、というニュースがこの日の紙面を飾っていた。 「水俣病関西訴訟の最高裁判決(2004年)で水俣病と認められながら行政から患者として認定されないのは不当として、大阪府豊中市…

棚から牡丹餅か、それともババ抜きの残り札か・・・

ここに来て、世を賑わせるような不祥事を引き起こした組織が、本来“門外漢”であるはずの部外の人間をトップに据えて、立て直しを図ろうとする、という動きが目立っている。 賭博問題やら何やらで、表に出られなくなった親方衆に代わって、外部理事から理事長…

一審判決取消は妥当。だが・・・

富士屋ホテル創業者に関する記述をめぐり、ノンフィクション作家と神奈川県知事の間で争われていた著作権侵害訴訟の控訴審判決が出た。 「松沢成文神奈川県知事の自著で著作権を侵害されたとして、ノンフィクション作家山口由美さんが知事と出版元の講談社に…

3年前のエントリー

ネットというのは不思議なもので、最近Twitterでどなたかが紹介してくださった当ブログの古いエントリーに、結構な数の方々が“呟き”を付けて下さっていることに気付いて、驚いた次第。 「企業内弁護士が増えない理由」の裏にある誤解 http://d.hatena.ne.jp/…

“リーディングケース”の落ち着きどころ

会社組織再編法制と労働法のルールが交錯する興味深い分野における“リーディングケース”として注目を集めていたIBM転籍訴訟において、ついに最高裁の判決が出された。 「会社分割で新会社に転籍することになった日本IBMの従業員が、同社に転籍の無効の確認な…

“美学”の最終型

サッカーの神とタコを味方につけ、結局はスペインが1-0でオランダを下したW杯決勝。 延長後半11分、勝負を決めたイニエスタの一撃と、そこに至るまでの自陣からの美しいつなぎ(特にセスク・ファブレガス!)は、スペインを「W杯王者」とするにふさわしい…

信じるべきはタコか、それとも・・・

W杯も3位決定戦が終わり、いよいよ今夜(明日未明)の決勝戦を残すだけとなった。 先日、オランダのズドンと重い一発が決まる“予感”をブログ上で披露したばかりなのだが、例のタコの予想も、松木安太郎氏の予想も、「スペイン優勝」という幕切れを強く予感…

最後まで盛り上がらなかった選挙。

今日は参院選の投票日、ということらしいが、ここ2週間はずっとサッカーしか見ていないせいもあって、“今日だったっけ?”というのが率直な気持ち。 で、それは自分だけかと思っていたら、比較的普通にニュースとかワイドショー系の番組を見ている人たちでも…

“当たり前”を覆す勇気

立法がもたついている間に、非嫡出子の相続分をめぐる訴訟(正確には遺産分割審判の特別抗告審)が大法廷に回付され、平成7年判決変更の可能性も出てきたとのこと。 「婚姻届を出していない男女間の子(非嫡出子)の相続分を、法律上の夫婦の子(嫡出子)の2…

快挙に泣く者笑う者。

今回のW杯で、日本がベスト16に入ったことがちょっとしたサプライズだったのは間違いない。 我々のような素人は、戦前にどんな浅はかな予想を立てていようが、時流に乗って浮かれ騒げばそれでいいだけだし、テレビに出てくるようなコメンテーターなんかも「…

期待は常に裏切られる。

ドイツ対スペインの準決勝。 栄冠が見えてくるような大一番になってくると、お互い慎重になる、というのはやむを得ないと思うのだが、それにしても、双方慎重に過ぎたんじゃないかな・・・というのが率直な感想だ。 ドイツの方は、スペインの分厚い攻撃の前…

勝者と敗者の分かれ目

少なくとも前半と後半の途中までは、映像を見る限り、ウルグアイにも十分に勝機はあると思ったのだが、何と残念なことか。 スナイデルの気の抜けたようなシュートが、スルスルとゴールに入る、という実に気の毒な展開*1。 主力FW1枚を欠き、さらに頼みの綱フ…

準決勝前夜

いよいよW杯もクライマックスに向けて、来るところまで来た感じがする今日この頃。 日本戦で盛り上がっていた頃は眠い目をこすりながらテレビにかじりついていた俄かファンたちも、この辺のカードになってくると興味がなくなってくるようで、準決勝まで観戦…

今さらだけど、鑑定証書縮小カラーコピー問題。

今日の日経紙の法務面に、「鑑定目的の縮小カラーコピー」をめぐる東京地裁の判決が「絵画の流通業界に激震」を与えている、という記事が載っていた。 「絵画が真作であることを示す鑑定証書に作品の縮小カラーコピーを添付することは著作権侵害なのか‐。こ…

南米勢の敗因。

一次リーグから好調と伝えられていた南米勢。 ベスト8に4チームが食い込んだのを見た時は、このまま行けば準決勝以降は“コパ・アメリカ”状態になるんじゃないか・・・?といらん心配をしたりもしたが、全くもって杞憂だった。 このまま大会の主役を張り続け…

オグリがいた時代

思い出とともに語れる馬が、また一頭この世を去った。 「1980年代末から90年にかけて競馬ブームの主役として活躍し、「怪物」の異名を取ったオグリキャップ(牡)が3日、北海道新ひだか町の診療施設で死んだ。25歳だった。同馬は3日午後、けい養先の北海道新…

禁断の“神の手”が招いた悲劇

録画した映像を早起きしてわくわくしながら見ている人間が少なからずいるのは分かっているはずなのに、延長戦も後半に入った最後の最後のところで、放映チャンネルを切り替えた*1某国営放送のセンスのなさにはがっかりするほかないのだが(苦笑)、ダイジェ…

ベスト4に向けた戦いが始まる。

準々決勝から先は日程がとびとびになるのが4年に一度の巨大サッカーイベントの通例で、自国のチームがそこまで辿りつけない国の国民としては、ついつい地球の裏側で大会が開催されていることを忘れがちになるのだが・・・ 本当に面白いのはここから、だと思…

頂点までの一段一段。

W杯での過去最高地点(ベスト8)到達という名誉を目前にして、あと一歩届かなかった我らが日本代表。 8年の迷走を経てようやく・・・というところまで辿りつきかけていただけに、 「何でこんなに一段一段なんだろう」 というバンクーバーでの上村愛子選手の…

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